枇杷阪明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
枇杷阪 明(びわさか あきら、1932年11月3日 - )は、ニッポン放送の元アナウンサー。東京都出身。
港区立青山中学校を経て1952年東京都立日比谷高等学校卒業。1957年に早稲田大学教育学部を卒業。ニッポン放送では東京オリンピックの代表アナウンサーを初めとしてスポーツ中継出演。特に1974年の長嶋茂雄現役引退記念試合と王貞治の1977年のホームラン世界新記録となった試合の実況アナウンス(「王バンザイ!!ハンク・アーロンの記録を破り世界一」)を担当した。1992年に定年退社したが、契約職員でニッポン放送の番組に出演、テレビ神奈川の横浜ベイスターズ戦なども担当した。
ニッポン放送の同期には、同じくフジテレビ「アナトレ」講師の山田祐嗣や名リポーターの東海林のり子がおり、特に山田とは同級生で中学・高校も同じであり、学生時代からの親友である。また、自分が付き合っていた彼女(現在の妻)がどういう風に映るかを知りたかったため、妻とのデートで山田に同行してもらったというエピソードもある。
珍しい苗字であり、「宮坂さん」と間違えられることも多かったという。後輩が間違えたらビンタを飛ばしたほどであったが、長嶋茂雄が呼び間違えるのだけは許したそうである。