東礪波郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

（日本 > 富山県 > 東礪波郡）

東礪波郡（ひがしとなみぐん）は、富山県南西部にあった郡である。人口46,031人、面積531.55km²。（2003年）

消滅直前となる2004年 10月31日の時点で以下の4町4村を含んでいた。

福野町（ふくのまち）
庄川町（しょうがわまち）
井波町（いなみなち）
城端町（じょうはなまち）
井口村（いのくちむら）
利賀村（とがむら）
平村（たいらむら）
上平村（かみたいらむら）

2004年11月1日、庄川町が砺波市と合併し、他の3町4村が西礪波郡福光町と合併し南砺市となったため消滅した。

[編集] 概要

越中国の南西部全域を占めていた礪波郡が、1896年の郡制施行の際に西礪波郡と東礪波郡とに分けられたものである。

郡制施行当時の郡域は、高波、鷹栖、若林、林の4地区を除く砺波市、旧・福光町の北山田、山田の2地区及び、旧・福光町の東石黒、西野尻の2地区を除く南砺市、高岡市中田地区、戸出地区（北般若）に相当する。郡役所は出町（現・砺波市中心部）に置かれた。

[編集] 沿革

明治29年3月29日	明治29年 - 昭和20年	昭和20年 - 昭和29年			昭和30年 - 昭和63年	平成1年 - 現在	現在
出町	出町	出町	昭和27年4月1日砺波町	昭和29年4月1日市制	砺波市	平成16年11月1日砺波市	砺波市
中野村	中野村	中野村
油田村	油田村	油田村
庄下村	庄下村	庄下村
五鹿屋村	五鹿屋村	五鹿屋村
西礪波郡林村	西礪波郡林村	昭和23年4月1日東礪波郡
南般若村	南般若村	南般若村	昭和29年1月15日砺波町に編入
柳瀬村	柳瀬村	柳瀬村
太田村	太田村	太田村
東野尻村	東野尻村	東野尻村
西礪波郡高波村	西礪波郡高波村	西礪波郡高波村
栴檀山村	栴檀山村	栴檀山村	昭和29年3月1日砺波町に編入
栴檀野村	栴檀野村	栴檀野村
般若村	般若村	般若村
東般若村	東般若村	東般若村
西礪波郡鷹栖村	西礪波郡鷹栖村	昭和23年4月1日東礪波郡			昭和30年1月10日砺波市に編入
青島村	青島村	昭和27年6月1日庄川町			庄川町
東山見村	東山見村
雄神村	雄神村
種田村	種田村
城端町	城端町	昭和27年5月1日城端町			城端町	平成16年11月1日南砺市	南砺市
南山田村	南山田村
大鋸屋村	大鋸屋村
能美村	明治31年8月26日北野村
能美村	明治31年8月26日蓑谷村
井波町	井波町	井波町		昭和29年4月1日井波町	井波町
南山見村	南山見村	南山見村	昭和26年4月1日井波町に編入
山野村	山野村	山野村
高瀬村	高瀬村	高瀬村			昭和34年1月1日井波町に編入
高瀬村	高瀬村	高瀬村			昭和34年1月1日福野町に編入
福野町	福野町	昭和29年7月20日福野町			福野町
南野尻村	昭和16年4月1日福野町に編入
広塚村
野尻村
西礪波郡東石黒村	西礪波郡東石黒村
西礪波郡西野尻村の一部	西礪波郡西野尻村の一部	西礪波郡西野尻村の一部			昭和32年8月1日福野町に編入
平村	平村	平村			平村
上平村	上平村	上平村			上平村
利賀村	利賀村	利賀村			利賀村
井口村	井口村	井口村			井口村
北山田村	北山田村	昭和27年5月1日西礪波郡福光町の一部			西礪波郡福光町の一部
山田村	山田村	昭和27年5月1日西礪波郡福光町の一部			西礪波郡福光町の一部
中田町	中田町	昭和29年4月1日中田町			昭和41年2月10日高岡市に編入	高岡市	高岡市
般若野村	般若野村	昭和29年4月1日中田町
北般若村	北般若村	昭和29年1月15日西礪波郡戸出町の一部