村上駅 (新潟県)
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村上駅 | |
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改築後の駅舎(2008年4月撮影) |
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むらかみ - Murakami | |
◄岩船町 (4.2km)
(7.1km) 間島►
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所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■羽越本線 |
キロ程 | 59.4km(新津起点) |
所在地 | 新潟県村上市田端町 |
電報略号 | ムミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,950人/日(降車客含まず) -2006年度- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)11月1日 |
備考 | みどりの窓口 有 |
村上駅(むらかみえき)は、新潟県村上市田端町にある東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線の駅。 世界測地系:
目次 |
[編集] 駅構造
- 地上駅。みどりの窓口設置(営業時間 5:30~23:00)の社員配置駅となっている。
- ホームは相対式1面1線、島式1面2線の計2面3線。両ホームは秋田寄りにある地下通路で連絡している。
- のりば
東側から、
1 | ■羽越本線 | (上り) | 新発田・新津・新潟方面 | |
2(副線) | ■羽越本線 | (上り) | 新発田・新潟方面 | (始発) |
(下り) | あつみ温泉・鶴岡・酒田方面 | (始発) | ||
3 | ■羽越本線 | (下り) | あつみ温泉・鶴岡・酒田・秋田方面 |
- 羽越本線はこの駅が直流・交流の境界となっており、北隣の間島駅との間にデッドセクションがある。特急列車や貨物列車は直通するものの、JR東日本新潟支社は一般型の交直流電車を保有しておらず(保有している電車は直流電車のみ)、村上以北の普通列車は全て気動車により運行している。このため、普通列車に関しては原則として直通する事ができず、直通する3往復はいずれも気動車が使用されている
- このため村上駅では乗換えをする必要があるのだが、ホームが僅か2面3線と容量が小さい上、留置線も僅かな為、2番線に新潟方面と酒田方面の列車双方を入線させざるを得ないなど、運用が非常に煩雑になっている(村上~間島間は複線であることから1番線は上り本線、3番線は下り本線となっており、車両を留置できない)。先のように2番線に両方面の列車が同時入線しているケース(代表的なものとして新宿発ムーンライトえちごから接続する村上行快速から酒田行普通列車への乗り継ぎ)では、案内放送を絶えず流し、ホーム上に乗客の誤乗を防止するため案内板を設置するなどで注意を喚起している。
- 自動改札機が3通路設置されている。尚、Suicaはサービスエリア外であるため、利用できない。
- 駅舎内にはみどりの窓口、券売機の他、待合室、売店、旅行センター、トイレなどがある。
- 駅前には唱歌「汽車」の碑が建つ。村上市出身の大和田愛羅が作曲したことに由来する(接近放送の際も、その音楽が流れる)。
- 2005年秋、駅舎の外観をレトロ調にリニューアルした。尚、駅西側の再開発構想があり、これに合わせて駅舎改築やホーム容量の増強についても検討される見込み。
- かつては日本化学工業専用線、前田製管専用線が存在した。
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員
- 2,205人(2000年度)
- 2,084人(2001年度)
- 1,951人(2002年度)
- 1,931人(2003年度)
- 1,946人(2004年度)
- 1,978人(2005年度)
- 1,950人(2006年度)
[編集] 駅周辺
村上市の中心地に位置する。海側は農地が拡がる。
- 新潟県道530号村上停車場線
- 新潟県道3号新潟新発田村上線
- 国道345号
- ジャスコ村上店(閉店)
- 村上サティ食品館(閉店)
- 村上総合病院
- 新潟交通観光バス 村上営業所
- 村上郵便局
- 岩船広域図書館
- 新潟県立村上中等教育学校
- 新潟県立村上高等学校
- 新潟県立村上桜ヶ丘高等学校
- 村上市立村上第一中学校
- 村上市立村上南小学校
- 新潟リハビリテーション専門学校
- 新潟リハビリテーション大学院大学
[編集] 歴史
- 1914年(大正3年)11月1日 - 村上線・中条~村上間開業の際に開設。
- 1924年(大正13年)7月31日 - 羽越線・村上~鼠ヶ関間が開業し全通。
- 1925年(大正14年)11月20日 - 支線となる赤谷線の開業に伴い、羽越本線の駅となる。
- 1964年(昭和39年)5月31日 - 現駅舎に改築。
- 1967年(昭和42年)10月14日 - 村上~間島間が複線化。
- 1972年(昭和47年)8月5日 - 羽越本線が全線電化。新津~村上間は直流1,500V、村上~秋田間は交流50Hz・20kVとなる。
- 1974年(昭和49年)4月 - みどりの窓口開設。
- 1986年(昭和61年)10月20日 - 車扱貨物の取扱を廃止し、旅客駅となる。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 荷物の取扱を廃止(但し新聞紙のみ継続)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2005年(平成17年)12月20日 - 自動改札機導入。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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