戦車砲
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最初から戦車への搭載用として設計された物もあるが、既成の野砲、高射砲、対戦車砲をもとに車載用に改造された物も多く、反動を軽減するためのマズルブレーキの追加や駐退機の強化、閉鎖器を螺旋式や水平鎖栓式から垂直鎖栓式に変更、排煙器の追加などの手が加えられている。
かつての戦車の任務が塹壕の突破・歩兵支援であり、また戦車の砲塔も小型であったため、榴弾砲や小口径の対戦車砲が搭載されていたが、第二次世界大戦では戦車同士の戦闘が増え、また装甲とともに強化されていったため、現代では戦車砲として搭載されるのは対装甲貫徹力のある高初速砲だけである。
21世紀初頭の現在では口径120mm前後のものが主流であり、140mm級も開発されている。砲弾の重さが人力で装填できる限界にきているため自動装填装置導入に踏み切る戦車が増えている
[編集] 歴史
[編集] 有名な戦車砲
- ロイヤル・オードナンス L7(イギリス製、口径105mm)
- ラインメタル 120 mm L44(ドイツ・ラインメタル社製、口径120mm)
[編集] 関連
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