慶應義塾湘南藤沢中・高等部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
慶應義塾湘南藤沢中・高等部（けいおうぎじゅくしょうなんふじさわちゅう・こうとうぶ、Keio Shonan Fujisawa Junior & Senior High School）は慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス内に位置する男女共学の中高一貫校。
目次 |
[編集] 概要
1992年開校。意図的に募集枠を多くしている帰国子女が全体の3割程度を占める。中等部は1～3年、高等部は4～6年と呼ばれ、中等部は4クラス、高等部は6クラスの合わせて30クラスとなっている。
このクラス数の差は、4年生になる際に慶應義塾普通部又は慶應義塾中等部からの内部進学、高校受験による帰国子女枠入試と地域調整枠入試での入学が可能な為である。また湘南藤沢キャンパスの中学から他の慶應系列校への編入は基本的に認められていない。
情報教育と英語教育に特徴がある。パソコンの台数もかなり多く、情報教育（メディア・リテラシー）に多くの時間を割くと共に、休み時間には自由にそれらの機器を使うことが可能となっている。その為生徒はパソコンの使い方を早く覚える。また、英語教育についてはネイティヴの教師も十数人おり、帰国生への教育を中心に力を注いでいる。4年生ではα・βの2クラス、5、6年生になるとそれにγを加えた3クラスに分け、より各生徒の英語力に適した教育が可能になっている。6年では模擬国連も行われ、英語力の集大成が発揮される。
他にも全校生徒対象の、木曜の5・6限に「ゆとりの時間」（文部科学省が取り決めた「ゆとり教育」とは全くの別物）という授業があり、生徒が自分で授業を選ぶものがある。6年生では「自由研究」という必修科目があり、I類（文系）の生徒は各自テーマを設定し、約半年で12,000字以上の卒業論文を書く。また、II類（理系）は自由研究がない代わりにテストやレポートが多くなる。医学部と理工学部志望の場合はII類を選択しなければならないが、経済学部を志望する生徒なども数学力の確保のため選択する場合がある。
慶應義塾は無試験で大学に進学できる（俗に言う）「エスカレーター式」を採用している。大学進路として環境情報学部、総合政策学部が隣接しているが、生徒数の割に該当学部に進む生徒はあまり多くないのが実情である。
[編集] 所在地
[編集] 交通手段
- 小田急江ノ島線・相模鉄道いずみ野線・横浜市営地下鉄ブルーライン「湘南台駅」～神奈川中央交通バス「湘23 慶應大学行」「湘24 笹久保経由慶應大学行」「湘25 急行・慶應大学行」約15分～「慶應中高等部前」下車
- JR東海道線「辻堂駅」～神奈川中央交通バス「辻34 慶應大学行」約25分～「中高降車場」下車
[編集] OB・OG
- 斉藤舞子（フジテレビアナウンサー）
- 菅原那緒子（テレビ岩手アナウンサー）
- 小泉徳宏（映画監督）
- 秋元優里（フジテレビアナウンサー）
- 藤井美菜（女優・タレント）
- 吉田奈央（讀賣テレビアナウンサー）
- 坂田慎一郎（元タレント）
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
 |
この「慶應義塾湘南藤沢中・高等部」は、学校に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。（P:教育/PJ学校） |
| 学校法人慶應義塾の設置している学校 |
|---|
| 大学・大学院 慶應義塾大学（大学病院 | 湘南藤沢キャンパス | 人物一覧） 高等学校 慶應義塾高等学校 | 慶應義塾女子高等学校 | 慶應義塾志木高等学校 | 慶應義塾湘南藤沢高等部 中学校 慶應義塾普通部 | 慶應義塾中等部 | 慶應義塾湘南藤沢中等部 小学校 慶應義塾幼稚舎 外国語学校 慶應義塾外国語学校 日本国外の学校 慶應義塾ニューヨーク学院 |
| 廃止された学校 |
| 慶應義塾看護短期大学 |
| 学校歌 |
| ダッシュケイオウ | 突撃のテーマ |
