広州級駆逐艦
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| 広州級駆逐艦 | ||
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| 型式名称 | 052B型 | |
| 前級 | 杭州級駆逐艦 | |
| 次級 | 蘭州級駆逐艦 | |
| 就役 | 2004年7月 |
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| 要目 | ||
| 艦種 | （防空）ミサイル駆逐艦 | |
| 艦級 | 052B型 | |
| 排水量 | 満載排水量 | 6,500t |
| 全長 | 154m | |
| 全幅 | 17m | |
| 吃水 | 6m | |
| 速度 | 29ノット? | |
広州級駆逐艦（こうしゅうきゅう、グアンズオージ、PLAN destroyer Guangzhou-class）は、中国人民解放軍海軍が建造したミサイル駆逐艦。NATOコードネームは、旅洋I型。中国側の型式名称は052B型。
特徴はステルス性を持った船体と、これまでの中国海軍の弱点を大きく改善した防空システムと言われている。時をおかずして蘭州級駆逐艦(052C型)や、舟山級フリゲート(054A型)の建造により、建造は2隻で終わった。
目次 |
[編集] 概要
中国海軍の艦船の多くは1950年代の原設計の旅大型駆逐艦など旧式であり、対空ミサイルの多くはフランスのクロタルを国産化したものだったが、これは実用上の射程が10キロ程度しかない簡易型のミサイルであり、数十キロ先から攻撃してくる敵機に対して有効とは言えなかった。
中国政府が時代遅れの防空能力を補うべく発足した開発計画の結果が本艦である。広州級の開発には、ロシアの技術が数多く導入されており、その中に9K37「ブークM1-2」対空防衛ミサイルシステムが含まれている。これは効果的な防空システムで、80年代後半以降のすべてのロシア製駆逐艦に装備され、ロシアのソヴレメンヌイ級駆逐艦の改良版のような存在である。艦上部分の武器系統と電子装備はソブレメンヌイ級駆逐艦と同じ物を装備している。推進機関は、ウクライナ製のガスタービンエンジンが搭載されている。しかし、その後本艦よりもコストが格安で高性能な054A型フリゲートの建造の目途が立った事により建造は2隻に留まった。
広州級は、168 広州と169 武漢の2隻が2000年上海江南造船所で起工され、2002年進水、2004年7月に中国人民解放軍海軍南海艦隊に編入されたと考えられている。
[編集] 仕様
- 建造費用: 1隻4億米ドル(2004年当時)
- 推進機関: CODOG 2軸推進
- DN80ガスタービン2基
- MTU 12V 1163TB83ディーゼル2基
- 全長: 153メートル
- 全幅: 16.5メートル
- 喫水: 6メートル
- 排水量: 満載排水量：6600トン
- 速度 30ノット
- 乗員 250人 (うち士官40人)
- 戦闘情報システム ZKJ-7 information processing system designed by the 709th Institute (reported speed: 100MBPS)
- 武装
- 艦載機: Ka-28 対潜ヘリコプター 1機
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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