幻想水滸外伝
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幻想水滸外伝Vol.1 ハルモニアの剣士と幻想水滸外伝Vol.2 クリスタルバレーの決闘の二作品から成る。
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[編集] 概要
幻想水滸伝IIから派生した物語で、主人公はナッシュ・ラトキエという男性である。舞台はIIの統一戦争前期と戦後三ヵ月ほどたった時期である。ナッシュ・ラトキエとその因縁の敵、ザジとの闘いが物語の軸となる。外伝というだけあって、本編のシナリオ補足、発展をさせた内容となっており、前作前々作のキャラクターが多数登場する。ゲーム性はあまりなく、小説を読むような形に近い。Episode 3には「裏ルート」と呼ばれる本筋とは全く別のギャグストーリーが存在し、ある条件を満たすと本編との選択で見ることができる。I、IIのデータをコンバートすることも可能で、コンバートすれば特殊イベントを見ることができる。
[編集] 幻想水滸外伝Vol.1 ハルモニアの剣士
2000年9月21日発売。プレイステーション用ゲームソフト。シリーズ初のアドベンチャーゲーム。次の4章から成る。
- Episode 1:来訪者
- Episode 2:理由
- Episode 3:帰る場所
- Last Episode:戦いの終わりと始まり
[編集] 幻想水滸外伝Vol.2 クリスタルバレーの決闘
2001年3月22日発売。プレイステーション用ソフト。前作と同じくアドベンチャーゲーム。 次の4章から成る。
- Episode 1:誇り
- Episode 2:カレリア
- Episode 3:はぐれ竜
- Last Episode:最後の真実
[編集] 引継ぎ
引継ぎにより、入手できるCGが増える。
[編集] 登場人物
[編集] 外伝オリジナルキャラクター
- ナッシュ・ラトキエ
- 外伝の主人公。ハルモニア神聖国の諜報員。「金髪のナンパ男」とも呼ばれる(シエラが仲間に言いふらした)。運はないが悪運は強いタイプ。使用武器は袖の中に隠してある射出武器のスパイクだが、本来の武器は猛毒を仕込んだ二本の双蛇剣「グローサー・フルス」である。この剣を使ってユーリの婚約者であるザジを殺した負い目からか、いつもはこの剣を「魔剣」と呼んで封印、滅多に使用しないが、使用したときはシードとクルガンの2人と互角に戦ったり、ドラゴンを1人で殺せるほどの力を発揮する。また、かつて「ほえ猛る声の組合」で訓練をしていたこともあるため火薬の扱いは得意。クライブやエルザとはその時からの知り合いでもある。決め台詞は「大抵はこれで終わりじゃない」。
- その後、ナッシュ・クロービスの名を名乗り、幻想水滸伝IIIにも登場。
- ザジ・キュイロス
- 本名、サナトス・クロフォード。ハルモニアに滅ぼされたサナディアの出身。ハルモニアの同化政策により、クリスタルバレーへ連れてこられた。その後、ほえ猛る声の組合の従者級ガンナーとなる。ナッシュの父を殺害し、謀略に気付いたナッシュのグローサー・フルスによって葬られたはずであったが、生きのびて再びナッシュの前に現れその命を狙う。
- ユーリ・ラトキエ
- vol.2に登場。ナッシュの妹。ザジと婚約していた。ナッシュがザジを斬り、姿を消してからはレナの庇護を受ける。また、ササライからもラトキエ家を助けられなかったという理由で気に掛けられている。
- レナ・スフィーナ
- vol.2に登場。ハルモニア神聖国神官将親衛隊に所属する女性で、ナッシュと年齢は二つしか変わらないが、一応叔母にあたる。非常に頭の切れる女性で、ナッシュの手助けをしたりした。直属の上司としてササライがいる。
- リィン・ペンネンバーグ
- vol.1に登場。シエラ・ミケーネが最初に吸血鬼にした男であり、恋人だった。某国の騎士だったが、自分が守るべき少女を惨殺され、自身も重体に陥る。全てに絶望した彼は、少女を殺した者たちに制裁をくだすべく、吸血鬼になることを望み、シエラは彼の血をすすった。吸血鬼となった彼は復讐を果たし、その後はシエラとともに長い年月を二人で過ごした。しかし、ネクロードが村に祀られていたシエラの月の紋章を強奪、リインは苦しみの果てに死ぬか人の生き血をすすって生き延びるかの選択を迫られる。彼は後者を選び、シエラ曰く悪鬼に成り果てた。その後、ナッシュの手助けを受けたシエラに命を絶たれた。
- アヤナ
- vol.1に登場。リィンの館のメイド。リィンによって吸血鬼にされたが、はじめは本性を隠していた。ナッシュによって倒された。
- 館の執事
- vol.1に登場。リィンの館にいた執事。実はリィン配下のヴァンパイア。はじめはナッシュを苦しめるも、彼が装備していた「破魔の札」によって倒された。
- マキ
- vol.2に登場。グラスランドのミリトの村に住む女性。少女時代にカミューと面識があった人物。カミューがマチルダ騎士団に入団後は疎遠となっていたが、デュナン統一戦争終戦後にマイクロトフと旅に出ていた彼と再会する。
- クラント
- vol.2に登場。元マチルダ騎士団所属の白騎士にして、ゴルドーの右腕だった人物。剣術と、カミューに匹敵する火の紋章魔法の使い手。デュナン統一戦争末期のロックアックス陥落時にグラスランドへと逃走し、盗賊集団「炎の運び手」を結成。自らを「炎の英雄」と騙っていた。
- クラド
- vol.2に登場。ミリトの村の村長を務める老人。「長いものには巻かれろ」的な思考をもつ保守的な人物で、「炎の運び手」が貢物を要求してきた時には、服従の立場を取った。
- バルジ
- vol.2に登場。元々は民衆派に属する田舎貴族であったが、出世のため民衆派やラトキエ・スフィーナ両家を見限り、ザジや神殿派に接近。カレリア砦の責任者代行に就任する。そして、ザジよりメッセンジャーを経由して伝えられた指令により、ナッシュをvol.1におけるグリンヒル市への加勢を理由に、準反逆罪で処刑を図る。
- メッセンジャー
- vol.2に登場。ザジの腹心である子弟級ガンナー。ザジの配下やバルジ等に対してザジからの指令を伝える。また、子弟級ガンナーの中でも、戦闘能力や判断力に優れている。本名や素性は明かされてないが、その立場やザジに似た色の髪や肌の持ち主であることから、サナディア出身者と推測できる。
- 料理長
- vol.2に登場。カレリア砦の食堂を取り仕切っているおばさん。盗み食いといった規律違反には厳しいが、話せばわかる人情派の人。
- 軍医
- vol.2に登場。カレリア砦に務める医者。医者としての腕はあるが、酒好きで、ナッシュが持っていたハムを切るのにメスを使おうとするなど、身の回りに無頓着な部分も。
- アイシャ
- vol.2に登場。カレリア砦の配膳係を務める少女で、料理長の部下。密かにナッシュに思いを寄せており、ナッシュが処刑されると聞いた時、ショックで倒れて医務室に運ばれた。ちなみに、彼女が使っている部屋は元々はナッシュの部屋。
- ワン
- vol.2に登場。かつては某国にいたが国を追われ、流れ着いたハルモニアの南部にあるカレリアで辺境警備隊の仕事をしている。拳法の使い手でナッシュを苦しめたが、最終的には彼を見逃した。3ではゲド配下の南部辺境警備隊第12小隊のジョーカーとして登場。ナッシュからは外伝と同じく「ワン」と呼ばれている。
- ジョナ
- vol.2に登場。ハルモニアのマリード村の宿屋の娘。かわいらしい外見だが、世間知らずな面があり、村を訪れたシーナにナンパされた。その後、シーナと出かけた先の東の山ではぐれ竜に襲われ、異世界へと飛ばされた。
- バッツ
- vol.2に登場。マリード村の宿屋の経営者で、ジョナの父親。頑固者だが行動力の良さから誰が決めたわけでもなく村のリーダー格。ただ、興奮した時ははぐれ竜相手に斧一丁で挑もうとするなど無謀な行動に出たり、娘ジョナの事では単なる親バカと化す一面も。
- はぐれ竜
- vol.2に登場。マリード村の東の山にある洞窟に住み着いた竜。マリード村の家畜を食料として襲い、食い殺すため村人にとっては脅威の元である。まだ鱗が固まりきっていない若い竜だが、強力なブレスを吐き、さらには光球状のエネルギー弾からなる転移魔法を使って、相手を異世界に飛ばす能力を持つ(フッチの言葉から推測して、竜の故郷である「翼と鱗の世界」の模様)。
- ステラ
- vol.2に登場する少女。実はザジ配下の暗殺者。子供という事でナッシュには殺されずに薬で眠らされた。
[編集] vol.1 旧作登場人物
[編集] Episode 1
- シエラ・ミケーネ
- 見た目は美少女だがその正体は年齢推定800歳のヴァンパイアの長老。古臭い言葉で喋る(しかしそれは元々の喋り方ではなかったことが本作で判明)。ナッシュ曰く「吸血妖怪オババ」との事だが、本人は年齢を気にしているため「オババ」と呼ばれると怒り、雷を落とすことも。本来の月の紋章の継承者ではあるが、ネクロードに奪われたため所持していない。本作ではネクロードを追いつつ、人の生き血をすすって生き延びているかつての同胞達を葬っている。その途中でナッシュと出会い、真の紋章の情報と引き換えに荷物持ちとして同行させた。ナッシュの事は気に入っており、ナッシュからもプロポーズに近い言葉をもらったが、彼のためにやんわりと断っている。
- 幻想水滸伝IIIには登場しなかったが、壁新聞でナッシュと会っていたことが判明。
[編集] Episode 2
- テンプルトン
- 地図を作るために世界中を旅している少年。ミューズでナッシュと出会い、宿代を折半してナッシュと相部屋となる。
- キニスン
- 狩人の青年。本作では相棒のシロを探している。
- シロ
- キニスンの相棒の狼犬。
- ビクトール
- ミューズ市東方を拠点としていた傭兵隊の長。ルカの襲撃で砦を失ったため、レオナの酒場を拠点としている。本作では酒場でフリックと談笑している場面が描かれた。
- フリック
- 「青雷のフリック」の異名を持つ剣士。ビクトールとはトラン解放軍の頃からの付き合い。レオナの酒場でビクトールと談笑していた。
- レオナ
- ビクトールの砦で酒場を切り盛りしていた女性。砦壊滅後はミューズで酒場を開いており、そこが傭兵隊の拠点となっている。
- アンネリー
- アンネリーバンドのボーカル。ハルモニアの出身で金髪であることから一等市民ではないかと言われたが、詳細は不明。
- ハウザー
- ミューズ市軍司令官。2ではあまり目立たなかったが、本作ではジョギング中に登場するという濃い演出によってプレイヤーにインパクトを与えた。
- クライブ
- ほえ猛る声の組合の騎士級ガンナー。エルザを追ってミューズ入りしているところでナッシュと遭遇した。
- ハンナ
- 異国出身の女傭兵。
- ピリカ
- ミューズ市国トトの村出身の少女。トト壊滅後はビクトールの砦に保護されていたが、目の前でルカによって傭兵ポールが斬殺されるのを目撃し、恐怖のあまり失言症になった。本作でも感情を表すことは殆ど無い。
- アニタ
- 数少ないvol.1、vol.2両方に登場する旧作キャラ。カナカンのラウンディア・ハイア門下生で、同じくハイア門下生のバレリアのライバル。vol.1ではレオナの酒場で食事をしていた。
- マクシミリアン
- マクシミリアン騎士団団長。本作ではミューズとハイランドの関所を通ろうとするも、同盟軍兵士に止められていた。
- 幻想水滸伝II主人公
- 2の主人公で、数少ないvol.1、vol.2両方に登場する旧作キャラ。都市同盟の英雄だったゲンカクの養子。vol.1ではジェスの依頼でミューズのスパイとしてハイランドの兵糧庫に乗り込む場面と、夕暮れのミューズ市の門でナナミやピリカと共にジョウイの帰還を待つ姿が描かれている。
- ナナミ
- 2主人公の義姉で、数少ないvol.1、vol.2両方に登場する旧作キャラ。都市同盟の英雄だったゲンカクの養子。本作でも味音痴振りを披露。ナッシュにビーフシチューを提供するも、それを食べたナッシュは気絶した。また、2主人公らと共にジョウイを待つ姿も描かれている。
- ジョウイ・アトレイド(ジョウイ・ブライト)
- ハイランド王国南東の町キャロの豪族の養子で、数少ないvol.1、vol.2両方に登場する旧作キャラ。本作では既にアトレイド家を追放されている。ラウドに捕えられルカの前に引き立てられるも、ジョウイに何かを感じたルカは彼を殺さず、ミューズ市長アナベルの暗殺を命じて解放する。また4章ではハイランド軍第四軍団長として登場。
- ラウド
- 元ハイランド王国ユニコーン少年隊隊長で、2主人公とジョウイの元上司。ユニコーン隊壊滅後は直属軍の将軍となる。
- ジル・ブライト
- ハイランド王国王女でルカの妹。兄を諌めに陣へやって来たが、兄は聞く耳を持たなかった。選択肢次第でジョウイを逃がす役目を務める。後にジョウイの妻となる。
- ルカ・ブライト
- ハイランド王国皇子でジルの兄。王国軍第一軍団長。通称「狂皇子」。本作ではミューズ市侵攻の為にハイランドと都市同盟の国境付近に駐屯している。ナッシュをハルモニアの諜報員と見抜くも逃した。
[編集] Episode 3
- クルガン
- 正規ルートと裏ルートの分岐前に登場。正規ルートを選択した場合、章の終盤に再登場する。ハイランド王国第四軍団に所属する知勇兼備の将。ルカの命でシードと共にグリンヒル方面へ向かったナッシュを追い、彼を後一歩のところまで追い詰めた。本作では何故か同僚のシードに対して丁寧語を使用している。
- シード
- 正規ルートと裏ルートの分岐前に登場。正規ルートを選択した場合、章の終盤に再登場する。ハイランド王国第四軍団に所属する猛将。血気盛んである故にやや猪武者風で、クルガンと共にナッシュを追って後一歩のところまで追い詰めるも、彼のグローサー・フルスに塗られた毒によって意識を失った。
- エルザ
- 正規ルートに登場。ほえ猛る声の組合の騎士級ガンナーの女性。本作ではクライブに追われてグリンヒル方面へ逃走中にナッシュと遭遇し、一時行動を共にした。森でナッシュを追っていたハイランド軍のゴールドウルフに遭遇し、撃退した。
- ホイ
- 裏ルートに登場。こそ泥。エイダの白馬を盗みナッシュに売りつけた。
- ワカバ
- 裏ルートに登場。裏ルートにおけるナッシュの相棒となる少女。拳法の師匠ロンチャンチャンを探してグリンヒル方面へ向かう。
- エイダ
- 裏ルートに登場。グリンヒルの森で生活する女性。本作では大事な馬をホイに盗まれ、ナッシュが乗馬していたため彼が盗んだものと誤解して追い回していた。
- バド
- 裏ルートに登場。「聞き耳の紋章」を宿している為、動物と会話することができる。本作では何故か熊と抱き合っていた。
- ボブ
- 裏ルートに登場。獣人の男性。2では人間の姿で登場したが、本作では獣人の状態で登場。
- ラウラ
- 裏ルートに登場。ジーンの友人の札師。極度の方向音痴で、ティントに行こうとしているのに、ナッシュが正しい道を示しているにもかかわらず全く違う方向へ進もうとしていた。
- メイザース
- 裏ルートに登場。クロウリーのライバルを自称する魔法使い。気付いていなかったとはいえ、魔法でナッシュがいる辺り一帯を吹き飛ばそうとしていた。
- シロウ
- 裏ルートに登場。2でちんちろりんを担当。本作では1のちんちろりん担当ガスパーとちんちろりんの真剣勝負を行っていた。
- ガスパー
- 裏ルートに登場。1のちんちろりん担当で2には登場しない。1時代はプレイヤーのカモとして知られていたが、その設定が生きていたのか、シロウとのちんちろりんの真剣勝負で「しょんべん」を出し自滅。にもかかわらずガスパーは開き直っていた。
- アダリー
- 裏ルートに登場。サウスウィンドゥに住む発明家で、2の本拠地に「えれべーた」を作った。本作では「エレベーターバーバリアン」と呼ばれる謎の男達と共に特訓をしていた。
- ヒックス
- 裏ルートに登場。トラン共和国の戦士の村出身の見習い戦士。本作ではテンガアールといちゃついている所をナッシュとワカバに覗かれた。
- テンガアール
- 裏ルートに登場。トラン共和国の戦士の村の村長ゾラックの一人娘。ヒックスといちゃついている所をナッシュ一行に覗かれた。
[編集] Episode 4
- テレーズ・ワイズメル
- グリンヒル市の市長代行。ナッシュ達の協力によって1度は王国軍を撃退した。しかしジョウイの策によって内紛が起き、王国軍に占領されてしまう。
- シン
- テレーズの護衛を務める異国の剣士。本人曰くワイズメル家ではなくテレーズに仕えている。ナッシュの腕を見るためにテレーズの前で不意打ちするも防がれ、以後はグリンヒルを任せられたナッシュの指示に従って動いた。
- ニナ
- グリンヒルの学生。男に惚れやすい性格で、本作ではナッシュを気に入り、付きまとう。
- エミリア
- ニューリーフ学園の司書を務める女性。本作では若干性格が変更されている。
- ジーン
- シリーズ皆勤賞の謎の紋章師。ニューリーフ学園で紋章師の講師を務めており、グリンヒル攻防戦にも参戦した。
- ジュド
- ニューリーフ学園で鍛冶の講師を務めている。武器をろくに扱えないグリンヒル兵の為に、ナッシュの指示で教え子を動員して剣を槍に作り変えた。
- コーネル
- 音職人を目指す少年。音の紋章を宿している。グリンヒル攻防戦に参戦し、ハイランド兵に捕らわれたテレーズの救助を援護した。
- カーン・マリィ
- 代々ヴァンパイアハンターを家業とするマリィ家の当主。グリンヒル攻防戦で僅かな時間だがグリンヒル軍として戦った。
- スタリオン
- トラン共和国出身のエルフ。走ることを生き甲斐としている。本作ではハイランド軍の矢が刺さりそうになったテレーズを、その俊足を生かして助けた。
- ゲオルグ・プライム
- 元赤月帝国六将軍の一人。本作では流離の剣士として登場し、ハイランド兵に扮したほえ猛る声の組合のガンナーの急襲を受けたナッシュを助太刀した。なお、クリア後の特典CGでは甘党の彼らしくプリンを嬉しそうに食べている。
[編集] vol.2 旧作登場人物
[編集] Episode 1
- アイリ
- 旅の一座でナイフ投げを担当。タロット占い担当のリィナの妹。デュナン国建国後はグラスランドへ旅立った。グラスランドのミリトの村でナッシュと出会った。村を襲撃した「炎の運び手」を名乗る盗賊の撃退のため、村人達を避難させた。
- リィナ
- アイリの姉。旅の一座でタロット占いを担当。妹やボルガンと共にグラスランドへ旅立つ途中ナッシュと出会った。現在は長髪だが、幼少の頃はアイリのように短髪だった。
- ボルガン
- 旅の一座の一員。
- マイクロトフ
- 元マチルダ騎士団青騎士団長。同盟軍を去った後はグラスランドへと旅立ち、その途中ミリトの村でナッシュや旅の一座と出会った。村を襲撃した自称「炎の運び手」をナッシュやかつての同朋と共に撃退した。
- カミュー
- 元マチルダ騎士団赤騎士団長。マイクロトフと共にグラスランドへ旅立つ途中でナッシュと出会った。一回目の「炎の運び手」の襲撃で負傷するも、二回目の襲撃の際にマイクロトフと共に頭領を討った。
[編集] Episode 3
- フッチ
- 正規ルートで登場。元竜洞騎士団見習い騎士。洛帝山で見つけたブライトについて調べるため、ハンフリーと共にハルモニアを目指していた。
- ブライト
- 正規ルートで登場。フッチが洛帝山で見つけた白竜。
- ハンフリー・ミンツ
- 正規ルートで登場。元解放軍メンバーで、デュナン統一戦争にも参戦。終戦後はブライトについて調べるためにハルモニアを目指していた。
- シーナ
- 正規ルートと裏ルート両方に登場。トラン共和国大統領レパントの息子。正規ルートでは宿泊していた村を襲った竜退治を手伝った。
- 裏ルートではオウラン、アップルと共にハルモニアを目指す途中でナッシュらと出会った。
- オウラン
- 正規ルートと裏ルート両方に登場。女ボディーガード。正規ルートでは宿泊していた村を襲った竜退治を手伝った。
- 裏ルートではミリーの余計な一言もあって、ナッシュをメグ、ビッキー、ミリーらを誘拐しようとしているものと勘違いした。
- メグ(少女)
- 裏ルートで登場。トラン共和国出身のからくり少女。本作ではミリー、からくり丸と共にハルモニアを目指していた所でナッシュと遭遇した。ミリー、ビッキーに比べると常識人。
- メグ(大人)
- 裏ルートで登場。ビッキーの家から未来にテレポートした際、着いた先に成長したメグが現れ、現在のメグと対面した。ベルを産んだ後かどうかは不明。少女の頃と比べて落ち着いている。
- からくり丸
- 裏ルートで登場。トランのからくり師ジュッポが作成したからくり人形。メグよりも遥かに常識的。
- ミリー
- 裏ルートで登場。山ネズミのボナパルトを連れて旅をする少女。年齢の割に言葉遣いが子供っぽい。
- ボナパルト
- 裏ルートで登場。ミリーのペットの山ネズミ。ミリーに自覚はないと思われるが、傍から見ると甚振られているように見える。
- ビッキー(大)
- 裏ルートで登場。移動魔法を使う少女。統一戦争終結後の祝賀会に参加するも、ご馳走を目の前にしてテレポートしてしまい、饅頭だけしか食べることができなかった。裏ルートの鍵を握る人物。
- ビッキー(小)
- 裏ルートで登場。ビッキーを幼くしたような外見の子供。ビッキー本人かどうかは不明だが口調と性格は全く違う。3にも大ビッキーと共に登場。
- トニー
- 裏ルートで登場。農夫。年齢の割にはかなりの老け顔。見た目は変わっていないが、本作に出てくるトニーは2の彼ではなく、未来の彼である。結婚して娘がいる。
- ユズ
- 裏ルートで登場。本拠地で食料となる動物を飼っていた少女。本作に出てくるユズは少し成長した未来の彼女である。
- バレリア
- トラン共和国六将軍の一人で、カナカンのラウンディア・ハイア門下生。トランに戻る途中にアニタと遭遇し、決闘しようとしていた。なかなか男が寄らないことを気にしている。
- アニタ
- vol.2ではバレリアとの決着をつけるためにトランへ赴いた。バレリア同様、男ができないことを気にしている。
- アップル
- 裏ルートに登場。解放軍軍師マッシュ・シルバーバーグの弟子で、同盟軍副軍師を務めた女性。本作ではシーナ、オウランと共にハルモニアへ向かう途中にナッシュらと遭遇。
- ミルイヒ・オッペンハイマー
- 裏ルートで登場。2には登場しない。元赤月帝国六将軍の一人。ナルシー。本作ではこれまで登場したナルシー同士で優雅にティーパーティーを行なっている。
- エスメラルダ
- 裏ルートで登場。Iのナルシー。IIには登場しない。Vが出るまでシリーズ唯一の女性ナルシーだった。現在は唯一苗字を持たないナルシーである。
- ヴァンサン・ド・ブール
- 裏ルートで登場。自称帝国貴族のナルシー。トラン解放戦争、デュナン統一戦争に参戦した。
- シモーヌ・ベルドリッチ
- 裏ルートで登場。自称元帝国貴族のナルシー。
- 幻想水滸伝II主人公
- 裏ルートで登場。ナナミ、ジョウイと共に無名諸国を目指して旅をしている。
- ナナミ
- 裏ルートで登場。2主人公、ジョウイと共に無名諸国を目指して旅をしている。
- ジョウイ・ブライト
- 裏ルートで登場。2主人公、ナナミと共に無名諸国を目指して旅をしている。
- ローレライ
- 裏ルートで登場。ファレナ女王国のスピナクス港近くのシンダル遺跡でキリィと共にトラップにかかるも、ビッキーのテレポートで突如現れたボナパルトが降ってきたため脱出に成功した。Vでは彼女の思い出したくもない過去として触れられた。
- キリィ
- 裏ルートで登場。ローレライと同じくシンダル遺跡のトラップにはまっていたが、ボナパルトによって脱出に成功した。
- 幻想水滸伝I主人公
- 裏ルートで登場。1主人公。元赤月帝国貴族のマクドール家当主でトラン解放戦争の解放軍リーダー。本作では湖の畔で過去の回想をしながら釣りをしている。
- カスミ
- 裏ルートで登場。ロッカクの里で副頭目を務めるくノ一。本作では釣りをしている1主人公の隣で彼の回想を聞いている。1主人公に恋心を抱いているが、彼の回想後に食事に誘われた。
- テッド
- 1主人公の回想シーンで登場。1主人公の親友で、戦災孤児としてテオ・マクドールに保護された。はじめは心を閉ざしていたが、徐々に1主人公に対し心を開き、親友と呼べる仲になった。シークの谷でかつて自身が宿し、今は親友の右手に宿るソウルイーターに己の魂を吸わせ、死亡した。
- テオ・マクドール
- 1主人公の回想シーンで登場。赤月帝国五将軍で1主人公の父。門の紋章戦争で敵の首領となった息子に討たれた。本作ではテッドを自宅に連れてくるシーンで登場。
- グレミオ
- 1主人公の回想シーンで登場。マクドール家の下男でI主人公の母親のような存在。門の紋章戦争でミルイヒ・オッペンハイマーが放った人食い胞子によって死亡したが、ある条件を満たすことで復活する。本作では後姿のみ登場。
[編集] Episode 4
- ササライ
- ハルモニア神聖国神官将で、真なる土の紋章の所有者。レナの直属の上司。3ではナッシュの直属の上司でもある。
[編集] キャッチコピー
それは、語られなかった、もう一つの物語。
[編集] 外部リンク
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