巴里のアメリカ人
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巴里のアメリカ人 | |
監督 | ヴィンセント・ミネリ |
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製作 | アーサー・フリード |
脚本 | アラン・ジェイ・ラーナー |
出演者 | ジーン・ケリー レスリー・キャロン ジョルジュ・ゲタリー |
音楽 | ジョージ・ガーシュイン |
撮影 | アルフレッド・ギルクス |
配給 | MGM |
上映時間 | 113分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
allcinema | |
IMDb | |
『巴里のアメリカ人』(パリのアメリカじん、英:An American in Paris)は、1951年のアメリカ映画で、ミュージカル映画。
目次 |
[編集] 概要
ジョージ・ガーシュウィンの楽曲『パリのアメリカ人』に基づいて作られた。主演はジーン・ケリーとレスリー・キャロンで、監督はヴィンセント・ミネリ、配給はメトロ・ゴールドウィン・メイヤー。映画で使われる音楽は、すべてガーシュウィンとその兄アイラ・ガーシュウィンによるもの。
パリを舞台として、アメリカ人の画家とフランス人の女性の恋を描く。映画のクライマックスには、ケリーとキャロンがガーシュウィンの『パリのアメリカ人』をバックに踊る18分間のダンスシーンがある。『雨に唄えば』とともに、ジーン・ケリーが主演するミュージカル映画の傑作とされている。
[編集] あらすじ
ジェリーはパリで画家として生計を立てようとしているアメリカ人。ジェリーと同じアパートに住む友人のアダムはピアニストで、有名な歌手アンリの知り合いである。金持ちのミロは若い芸術家を援助するのが趣味で、ジェリーのスポンサーになろうとするが、ジェリーは酒場で見かけたリズに恋してしまう。ジェリーとリズは恋仲になるが、アンリはリズと結婚しようとしていた……。
ガーシュウィンの『パリのアメリカ人』をバックにしたシーンの合間に、「I've Got Rhythm」「S'Wonderful」「Our Love Is Here To Stay」などのナンバーが唄われる。また、ピアノ協奏曲ヘ調の演奏シーンもある。
[編集] キャスト
[編集] スタッフ
- 監督:ヴィンセント・ミネリ
- 製作:アーサー・フリード
- 脚本:アラン・ジェイ・ラーナー
- 作曲:ジョージ・ガーシュウィン
- 音楽監督:ソウル・チャップリン、ジョニー・グリーン
- 振付:ジーン・ケリー
- 字幕翻訳:菊地浩司
[編集] 受賞
- アカデミー賞(1951年)
- アカデミー作品賞
- アカデミー美術賞
- アカデミー撮影賞
- アカデミー衣装デザイン賞
- アカデミー作曲賞(ミュージカル)
- アカデミー脚本賞
- ゴールデングローブ賞 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門)
- Writers Guild of America Award for Best Drama Written Directly for the Screen
[編集] ノミネート
ジーン・ケリーは1952年に「俳優、歌手、監督、ダンサーとしての多芸さ、特に振り付けの芸での輝かしい功績」のためにアカデミー名誉賞を受けている。これは、ジーン・ケリーの唯一のオスカーとなった。
また、この映画はアメリカ議会図書館のナショナル・フィルム・レジストリーに保存されている。
[編集] 日本語吹替
- DVD版(発売元:マックスター、ミック・エンターテイメント)
[編集] 外部リンク
1941: わが谷は緑なりき | 1942: ミニヴァー夫人 | 1943: カサブランカ | 1944: 我が道を往く | 1945: 失われた週末 | |