工藤鉄男
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工藤 鐵男（くどう てつお、1875年8月5日 - 1953年6月16日）は、大正・昭和期の男性政治家。元国務大臣。
[編集] 来歴・人物
青森市出身。日本大学法学部を卒業後、二六新聞、日本新聞にて記者を務める。日露戦争では従軍記者を務め、戦後は日比谷焼打事件に連座したこともある。
その後ロンドン大学に学び、日大歯科医専講師などを経て青森に帰郷し、普選運動を展開する。1924年の第15回衆議院議員総選挙に憲政会から立候補し、青年団体などの支持を集め初当選する。以後通算当選7回。戦前は憲政会・立憲民政党に所属し、1931年第2次若槻内閣で文部参与官、1938年第1次近衛内閣にて厚生政務次官を歴任する。1942年の翼賛選挙では非推薦候補として戦うも落選する。
戦後は1947年の第23回衆議院議員総選挙でカムバックする。民主党に所属していたが、炭鉱国家管理法案に反対したため、1947年11月に原健三郎・佐々木秀世・本間俊一らともに除名される。その後同志クラブ・民主クラブを経て民主自由党に合流、1948年第2次吉田内閣にて国務大臣（行政管理庁長官）として入閣するも、翌1949年の第24回衆議院議員総選挙では現職閣僚でありながら落選し話題となる。1950年参議院議員に当選。
1953年6月16日、老衰のため77歳にて永眠。
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