川柳つくし
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川柳 つくし(かわやなぎ つくし、1968年9月7日- )は 千葉県市川市出身の落語協会所属の女流落語家。本名熊井佳奈子(くまい かなこ)。出囃子は「イエロー・サブマリン」。
得意の演目は自作の新作落語。趣味のウクレレを生かしたウクレレ漫談を演ずることもある。持ち時間3分のライブに出演した時に落語をするには短かったため、ウクレレ漫談を始めたということである[1]。素人時代には5代目春風亭柳昇のオッカケ女子大生軍団「柳昇ギャルズ」の一員。落語界の中では随一の美人落語家として人気がある。
『エンタの神様』にはマダム◇KANACOの名で出演し、ウクレレ漫談を演じた。キャッチコピーは「黄泉からの占い師」。ウクレレ漫談を観た『エンタ~』のスタッフが声をかけ、出演に至った。占い師のキャラクターは、そのスタッフとの打ち合わせの中で決まり、“マダム”は『占い師』からの連想して付けられた[1]。このキャラクターでの決め台詞は『来世、頑張れ~』。なお、川柳つくしとしてそのままライブでこの芸を披露したこともあった。
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[編集] 経歴
- 早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。卒業後は出版社で主に辞書の編集の業務に就いていた。その後、寄席通いを始め、通い続けるうちに自分も落語をやりたいと思うようになる[2]。
- 1997年3月 - 川柳川柳に入門。前座名つくし。
- 1997年5月 - 楽屋入り。
- 1997年5月15日 - 上野鈴本演芸場で初高座を踏む。演目は「八九升」。
- 2000年11月 - 二ツ目昇進。
[編集] CD
- 『川柳百席』第二弾(池袋秘密倶楽部)