島善鄰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
島 善鄰(しま よしちか、1889年8月27日 - 1964年8月7日)は、北海道大学第6代学長。農学博士であり、特にリンゴの研究で有名。
1889年、陸軍軍人の島時中、きち夫婦の5男として広島県で生まれた。8歳の時に父が亡くなり岩手県稗貫郡矢沢村高木(現・花巻市)に移る。北海道帝國大学(現・北海道大学)を卒業した後、1916年4月に青森県農事試験場の技師となった。1923年にアメリカからゴールデンデリシャスの穂を導入し、これからふじやつがるなどの品種が生まれた。
1927年6月に北海道帝国大学の助教授に就任。1950年から1954年まで同大学で学長を務めた。
|
|