岡山電気軌道東山本線
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東山本線(ひがしやまほんせん)は、岡山県岡山市の岡山駅前停留場から東山停留場までを結ぶ岡山電気軌道の路線である。正式な路線名は東山本線だが、単に東山線と呼ばれている。
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[編集] 路線データ
[編集] 路線概要
岡山の市街地をクランク状に走り、岡山駅と車庫のある東山を結んでいる。全線が併用軌道の路面電車である。広い交差点のある途中の柳川停留場で清輝橋線が分岐している。岡山城や後楽園の最寄である城下停留場からは南下する。城下停留場からは、かつて後楽園前を経て番町停留場に至る番町線が1968年まで分岐していた。西大寺町停留場からは東進し、旭川に架かる3つの橋を渡り東山に至る。
運賃は140円(2007年現在)だが、岡山電気軌道を含むバス各社が岡山駅~天満屋バスステーション・表町バスセンター間の運賃を100円としていることから、並行する岡山駅前~県庁通り間の運賃も100円となっている。
ほとんどの停留場でホームや柵が整備され、安全性が確保されているが、小橋と中納言は道路が狭くホームの設置ができないため、現在も道路上に乗降場所の標示があるのみである。
[編集] 運行形態
東山本線を走る電車は2系統あり、岡山駅前~東山間を走る東山線の電車のほか、岡山駅前~柳川間には清輝橋線の電車も走っている。概ね、東山線は5分毎、清輝橋線は10分毎の運転で、渋滞等が無ければ岡山駅前~東山間の所要時間は約15分である。
平日朝ラッシュ時は、東山付近に通学する学生が多く、県庁などへの通勤客の積み残しが多発しているため、その救済として西大寺町止まりの電車が3本ある(通称・ビジネスシャトル便)。
[編集] 歴史
- 1912年(明治45年)5月5日 岡山駅前~城下間が開業。
- 1912年(明治45年)6月1日 城下~西大寺町間が開業。
- 1923年(大正12年)7月9日 西大寺町~東山間が開業。
- 2008年(平成20年)4月1日 西川を西川緑道公園に改称。
[編集] 駅一覧
停留場名 | 周辺 | 接続路線 |
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岡山駅前 (おかやまえきまえ) |
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西川緑道公園 (にしがわりょくどうこうえん) |
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柳川 (やながわ) |
岡山電気軌道清輝橋線 | |
城下 (しろした) |
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県庁通り (けんちょうどおり) |
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西大寺町 (さいだいじちょう) |
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小橋 (こばし) |
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中納言 (ちゅうなごん) |
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門田屋敷 (かどたやしき) |
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東山 (ひがしやま) |