山花典之
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウィキポータル |
漫画作品 |
日本の漫画作品 |
漫画家 |
日本の漫画家 |
漫画原作者 |
漫画雑誌 |
カテゴリ |
漫画作品 |
漫画 - 漫画家 |
プロジェクト |
漫画作品 - 漫画家 |
山花 典之(やまはな のりゆき、1964年9月21日 - )は、日本の漫画家。男性。北海道小樽市出身。旧ペンネームは山崎花子とHANAKO。
1987年、山崎花子のペンネームで「週刊ヤングジャンプ増刊号」(集英社)に掲載の『朝刊』にてデビュー。以後、「週刊ヤングジャンプ」で連載を持つがなかなか人気を獲得することができず、いずれも2-3巻で打ち切りとなる[1]。
『グラスエイジ』がまたも打ち切りとなり、作風で迷いが生じていた時、当時の「ビジネスジャンプ」担当者から声を掛けられ同誌に移籍、絵柄を変えるなど一念発起して『夢で逢えたら』を発表する[2]。生まれて24年間、女性と手を繋いだこともないというオクテな青年を主人公にした同作は大好評をもって迎えられ、自身初めて3巻の壁を超えたばかりか、全17巻、足掛け5年の長期連載となる。また、同作ではワンダフル内でテレビアニメ化、OVA化される。
以後、『妹〜あかね〜』でヤングジャンプに戻るが、再び「ビジネスジャンプ」で『オレンジ屋根の小さな家』を連載するようになった。
[編集] 略歴
- 1987年 - 『朝刊』によりデビュー。
- 1991年 - ペンネームをHANAKOに改名。
- 1997年 - ペンネームを山花典之に改名[3]。
- 1998年 - 『夢で逢えたら』がOVA化及びテレビアニメ化される。
[編集] 作品リスト
- CHI・GU・HA・GU(1987年-1990年、週刊ヤングジャンプ)
- かるてっと(1990年-1991年、週刊ヤングジャンプ)
- エ・ク・ボ・! (1991年-1992年、週刊ヤングジャンプ)
- グラスエイジ(1992年-1993年、週刊ヤングジャンプ)
- 夢で逢えたら(1994年-1999年、ビジネスジャンプ)- テレビアニメ及びOVA化される
- 妹(1996年-2000年、増刊ヤングジャンプ漫革)
- 妹〜あかね〜(2000年-2003年、週刊ヤングジャンプ)
- 天使のルージュ(2003年-2004年、週刊ヤングジャンプ) - 突然、次週リニューアルとされ終了。
- ひみつのルージュ(2004年、週刊ヤングジャンプ) - 天使のルージュのリニューアル版。
- オレンジ屋根の小さな家(2005年-2007年、ビジネスジャンプ)
- ノエルの気持ち(2007年-連載中、ビジネスジャンプ)
[編集] 脚注
- ^ ペンネームをHANAKOと改名した直後に発表した『エ・ク・ボ・!』」は比較的好評であったが、次作『グラスエイジ』を描くことになったため、作者自ら終了させた。
- ^ この連載中にペンネームを現在の山花典之に改名。
- ^ 改名したきっかけは、これまでのペンネームから作者が女性とみられていたため。ペンネーム改名後に金月真美がパーソナリティを務めた「潮崎渚の夢で逢えたら」に自らゲスト出演、ハッキリと「男性です」と語っている。