山彦型駆逐艦
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山彦型駆逐艦 | |
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艦級概観 | |
艦種 | 駆逐艦 |
艦名 | |
前級 | |
次級 | |
性能諸元 | |
排水量 | 常備:240トン |
全長 | 57.0m |
全幅 | 5.7m |
吃水 | |
機関 | 2軸推進、3,800shp |
最大速力 | 26ノット |
航続距離 | |
乗員 | |
兵装 | 12.0cm単装砲1基 47mm単装砲5基 45cm水上発射管2門 |
山彦型駆逐艦(やまびこかたくちくかん)は、大日本帝国海軍の駆逐艦の艦級。元はロシアからの捕獲艦であった。
目次 |
[編集] 概要
日露戦争でロシアから多数の艦艇を捕獲した海軍は、整備の上艦籍に編入した。本級は元ロシア駆逐艦ソコル級のレシーテリヌィ、シールヌィである。レシーテリヌィは明治33年完成、黄海海戦後に清国チーフーに逃げ込んだのを降伏させ捕獲した。シールヌィは明治36年完成、日露戦争により旅順で沈座したのを引き上げて整備した。
[編集] 同型艦
- 山彦(やまびこ)
- 元ロシア駆逐艦「レシーテリヌィ」。1904年(明治37年)8月12日降伏、捕獲。1905年(明治38年)1月17日整備完了「暁」と命名。同年10月19日「山彦」と改名。1917年(大正6年)除籍、雑役船「山彦丸」となる。1919年(大正8年)?廃船。
- 文月(ふみつき)
- 元ロシア駆逐艦「シールヌィ」。1905年(明治38年)8月旅順で引き上げ、整備。同年9月2日「文月」と命名。引き続き竹敷にて改造整備。1908年(明治41年)5月2日進水式。翌年就役。1913年(大正2年)4月1日除籍、1914年(大正3年)8月23日雑役船「文月丸」となる。1915年(大正4年)6月28日廃艦し翌年箱崎宮へ寄贈される。
[編集] 参考書籍
- 艦船模型スペシャル No.17 日本海軍 駆逐艦の系譜 1
- 片桐大自『聯合艦隊軍艦銘銘伝』光人社、1993年
[編集] 関連項目
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等級制定前 | 雷 | 東雲 | 暁 | 白雲 | 春雨 | 神風I | |
ロシア捕獲艦 | 山彦 | 皐月 | 敷波 | |
イギリス貸与艦 | 橄欖 | |
一等駆逐艦 | 海風 | 浦風 | 磯風 | 江風 | 峯風 | 神風II | 睦月 | 吹雪 | 初春 | 白露 | 朝潮 | 陽炎 | 夕雲 | 秋月 | 島風 | 松 | 橘 | |
二等駆逐艦 | 桜 | 樺 | 桃 | 楢 | 樅 | 若竹 |