山口務
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山口 務（やまぐち つとむ、1941年6月7日 - ）は、京都府出身の元通産官僚。
[編集] 人物
70年代の公害第一課総括係長在任中に経験してきた産業公害対策や、さらに大気汚染防止法や水質汚濁防止法の立案作業に第一線で関わり、また基盤技術研究促進センター時代は、化学的CO2固定化プロジェクトや砂漠緑化プロジェクトなどCO2削減の研究開発促進に携わってきた。
その直接的経験と経産省所掌の最先端のテクノロジー開発の動向を踏まえて、高度成長期にある中国などで日本の経験してきた環境対策の教鞭を執っていた。
[編集] 略歴
- 京都府立桃山高等学校卒業
- 京都大学農学部卒業
- 1964年 通商産業省入省
- 1970年 公害保安局公害第一課総括係長
- 中小企業庁参事官
- 駐ドイツ大使館参事官
- 1985年 基盤技術研究促進センター総務部長
- 1987年 資源エネルギー庁石炭部計画課長
- 1988年5月 通産省立地公害局総務課長
- 1989年6月 九州通産局長（1990年6月に退官）
- 財団法人・地球環境産業技術開発機構専務理事
- 1997年 上海交通大学客員教授
- 2000年 京都産業大学客員教授
- 2001年 旧 地域振興整備公団副総裁
- 電気技術者試験センター理事長
- NPO法人 アジア起業家村推進機構理事長
[編集] 著作
- 『産業公害と規制』 日経文庫 1971年
- 『地球環境再生への挑戦』 時事通信社 2002年
