山下和美
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山下 和美(やました かずみ、女性、1959年8月15日 - )は、日本の漫画家。北海道小樽市出身。血液型はAB型。神奈川県立希望ヶ丘高等学校卒業。横浜国立大学教育学部中退(本人によると持病のためにやむなく中退したとのこと)。
目次 |
[編集] 経歴
1980年、集英社「週刊マーガレット」でデビュー。当初は少女誌で活動していたが、その後青年誌である「モーニング」(講談社)に活動の場を移し人気を博す。代表作に、大学教授の父親(古瀬大六、元小樽商科大学教授、東京都出身。故人[1])を主人公のモデルとした『天才柳沢教授の生活』、マーク・トウェインの同名の小説から着想を得た『不思議な少年』など。2003年、『天才柳沢教授の生活』で第27回(平成15年度)講談社漫画賞一般部門を受賞。
『天才柳沢教授の生活』の柳沢家と同じく四人姉妹であり末っ子。上の姉二人も一時期漫画家として活動しており、漫画の技術は二人の姉を見て自然に身についたという。
学生時代からロックが大好きで、学生時代はディープ・パープルやレインボー、特にリッチー・ブラックモアのファンである事を音楽評論家の酒井康との対談(酒井康 著「虹色の音詞II」より)で明かしており、ライブアルバムにもなったレインボーの初来日公演(日本武道館)も見に行っている。それ以外ではジェスロ・タルや矢沢永吉のファンであり、基本的にジャンルは問わないとのことだが、イアン・ギランがラップに挑戦したことだけは許せなかったらしい。
オナニーマシーンのギタリストであるオノチンは山下のアシスタントでもある。
- 漫画家・山下友美(やました ともみ)と間違えて表記・記憶されることがあるが、2人は別人である。
[編集] 脚注
- ^ ただし、「モーニング」の読者欄のフォーラムでは古瀬大六は長崎県雲仙市出身と山下本人がコメントを出している(ノート参照)。その古瀬は2007年に逝去したと、モーニングの欄外近況で山下がコメントした。
[編集] 作品リスト
- BOY
- カーニバル
- 1億1千万のわたし
- あざやかな星たち
- スカイブルーへようこそ
- ダンディーとわたし
- 天才柳沢教授の生活
- ハイスクール・コネクション
- ゴースト・ラプソディー
- 摩天楼のバーディー
- ふたりでお茶を
- グラサンららばい
- 不思議な少年
- 寿町美女御殿
[編集] 外部リンク
- 天才柳沢教授ゼミナール(公式サイト)