宮崎市生目の杜運動公園野球場
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宮崎市生目の杜運動公園野球場 (アイビースタジアム) Miyazaki Ikime no Mori Ivy Stadium |
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施設データ | |
所在地 | 宮崎県宮崎市大字跡江4461-1(宮崎市生目の杜運動公園内) |
開場 | 2002年 |
所有者 | 宮崎市 |
グラウンド | 内野:クレー舗装 外野:天然芝 |
照明 | 照明塔:6基 |
設計者 | |
使用チーム • 開催試合 | |
福岡ソフトバンクホークスが春季・秋季キャンプ地として使用 | |
収容能力 | |
11,000人 | |
グラウンドデータ | |
球場規模 | グラウンド面積:-m² 両翼:100 m 中堅:122 m |
フェンス |
宮崎市生目の杜運動公園野球場(みやざきし・いきめのもりうんどうこうえん・やきゅうじょう)は、宮崎県宮崎市の宮崎市生目の杜運動公園内にある野球場。愛称 アイビースタジアム。宮崎市が運営管理している。
目次 |
[編集] 歴史
1994年4月、宮崎市の市制70周年記念事業のひとつとして、老朽化が進んでいた宮崎市西部総合運動場を総合スポーツ公園として改築する事業が行われることとなり、1999年4月着工。うち第1野球場は2002年12月に完成した。公園自体も2003年10月に第2野球場や屋内練習場など一部施設が完成し暫定オープン。公園の名称は一般公募により「生目の杜運動公園」とした。また各施設の愛称も一般公募により、メインスタジアムとなる第1野球場には「阪神甲子園球場のように、外壁がツタ(蔦、英:ivy)で覆われた美しい球場になって欲しい」という応募者のアイディアに因んで「アイビースタジアム」、全面人工芝の屋内練習場には生目地区の江戸時代の農民・半平の愛称「半ぴ殿」(はんぴどん)に因み「はんぴドーム」が付与された。
なお、運動公園の完成後総面積は約36haに及び、2009年までには全施設の整備が完了する予定。総事業費は173億円を要するが、市は運動公園の建設資金の一部に市民からの投資を募るため「アイビー債」と銘打ったミニ公募債を発行しており、年間事業費のうち毎年15~25億円がこのアイビー債で賄われている。
開場以降、高校野球などアマチュア野球の公式戦が開催されている。またプロ野球では、公園が一部完成した2003年11月からは福岡ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)が秋季キャンプ地とし、以後春季・秋季のキャンプが行われている。ただ収容人員が11,000人と少なく、市南部の県総合運動公園には30,000人を収容できる宮崎県総合運動公園硬式野球場(サンマリンスタジアム宮崎)が有るために、宮崎市で開催される一軍公式戦は全てサンマリンで行われてきている。秋季に宮崎県各地で行われる教育リーグ「フェニックスリーグ」では、アイビースタジアムと第二野球場も開催球場として使用される。
アイビースタジアムと第二野球場、はんぴドーム、多目的グラウンドは、プロ野球キャンプ誘致を想定して各施設間が近接して建てられており、徒歩移動による負担を軽減する配慮がなされている。この施設配置は福岡ダイエー(当時)の球団代表だった根本陸夫がアドバイスしたという。
メインスタンド外周の壁面には、先の愛称命名者のアイディア通りに蔦のつるが這わされている。開場して間もないため、つるはまだごく一部にしか伸びていないが、市関係者は「つるが絡み合うように、住民と行政が強く結び付く象徴にしたい」としており、今後も順次蔦の苗を植えてゆく計画である。
[編集] 施設概要
- 両翼:100m、中堅:122m
- 内野:土、外野:天然芝
- ナイター照明設備:6基
- 収容人員:11,000人(内野:座席6,000人、外野:芝生席5,000人)
- スコアボード:磁気反転式
[編集] 運動公園内その他の施設
- 第2野球場
- 両翼:100m、中堅:122m
- 内野:土、外野:天然芝
- ナイター照明設備:4基
- 収容人員:80人(バックネット裏のみ)※外周で立ち見可
- はんぴドーム
- フィールド:65m×65m
- 全面人工芝
- 多目的グラウンド(A)
- フィールド:126m×126m
- 多目的グラウンド(B)
- 全面天然芝
- 陸上競技場
- 第三種公認
- 400m×9コース
- 収容人員:12,000人
- フィールド:サッカー公式規格、全面天然芝
- テニスコート
- コート:16面(うちナイター照明付4面)
- 全面砂入り人工芝
- 体育館
[編集] 交通
- 宮交シティバスセンター(JR南宮崎駅より徒歩5分)1番のりばから宮崎交通バス「県病院経由 有田」行で終点「有田」下車後徒歩約15分
- プロ野球等開催時は宮崎市内より臨時バスあり
- 東九州自動車道 宮崎西インターチェンジより約1km