宮尾城
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宮尾城(みやおじょう)は、毛利元就が陶晴賢を誘き寄せる為に厳島に築いた城である。宮ノ尾城(みやおのじょう)とも言われ、所在地は広島県廿日市市の厳島(宮島)。なお城を含む島全体が、特別史跡及び特別名勝、また瀬戸内海国立公園の一部でもある(詳細は厳島を参照)。
[編集] 歴史
1555年9月21日に厳島に上陸した陶軍2~3万は塔の岡に本陣を置き、己斐豊後守直之が守る宮尾城を包囲し攻撃を開始したが、城の攻め口が狭くなかなか落とせなかった。 その間に、草津に布陣していた元就は伊予の村上水軍が加勢に現れると、9月30日の夜半の嵐の中、二手に別れて密かに上陸を果たし、翌10月1日早朝、一斉に奇襲を仕掛け、陶軍を壊滅させた。