増田町
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増田町(ますだまち)は、秋田県の東南部にあった町。一時期、市町村合併をめぐり混乱があったが、結局、横手市平鹿郡全8市町村とともに合併する道を選択した。
目次 |
[編集] 地理
[編集] 隣接していた自治体
[編集] 歴史
- 1889年(明治22年) - 増田、亀田、八木が合併し、増田村誕生。
- 1889年(明治22年) - 熊渕、荻袋、吉野、湯野沢、狙半内が合併し、西成瀬村誕生。
- 1895年(明治28年) - 増田村から、増田町となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 平鹿郡増田町と雄勝郡西成瀬村が合併し、増田町誕生。
- 1957年(昭和32年)4月1日 - 雄勝郡稲庭川連町(後の稲川町)大字戸波、大字三又の各一部を境界変更。
- 1965年(昭和40年)11月10日 - 町章制定。
- 1980年(昭和55年)5月15日 - 町民憲章制定。
- 1985年(昭和60年)6月28日 - 「非核平和の町」宣言。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 市町村合併により、横手市として発足。
[編集] 教育
[編集] 保育園
- 町立増田保育園
- 町立亀田保育園
- 町立吉野保育園
- :平成17年6月1日、亀田保育園、吉野保育園は、増田保育園へ統合。
[編集] 小学校
- 町立増田小学校
- :平成14年4月に町内4小学校(増田小学校、亀田小学校、西成瀬小学校、増田東小学校)が統合、増田小学校が発足。
[編集] 中学校
- 町立増田中学校
[編集] 高等学校
[編集] 交通
[編集] 道路
増田町と姉妹都市締結をしている岩手県水沢市へ通ずることから、地元では国道397号線を「水沢線」と呼ぶ。増田町から岩手県側へ距離的には最短ルートであるが、毎年11月から5月まで県境部分が冬季閉鎖になることと、急カーブ・急坂が連続する線形が災いして、いまひとつ使い勝手が良くない。秋田自動車道の全面開通や鬼首道路の供用開始で、水沢線は忘れられつつある。
[編集] 路線バス
町内には鉄道がない。隣接する十文字町にある奥羽本線十文字駅が最寄駅。そこから増田町中心部まで約3km。羽後交通路線バス利用(十文字駅前→四ツ谷角 所要時間10分)
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 増田の花火(9月14日夜)
- 2尺玉打ち上げが名物。
- 月山神社祭典(9月14~15日)
- 真人公園(増田町役場より東方へ3.5キロ)
- 「日本さくら名所100選」選定。
- 公園を設計したのは、秋田市の千秋公園と同じ、造園家の長岡安平氏。
- キャンプ場、アスレチックなど整備が進んでいる。
- かつて、同敷地内に真人スキー場が存在し、売店を兼ねたヒュッテも備わっていたが、天下森スキー場開業(昭和50年代中盤~後半ごろ)により、閉鎖。
- たらいこぎ競走(4月下旬)、桜祭り(4月下旬)が開催される。
- 町営天下森(てんがもり)スキー場(増田町役場より東南方向、約10キロ)
- 増田町まんが美術館