国道266号
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国道266号(こくどう266ごう)は、熊本県天草市から天草五橋、宇土半島の南側を経て熊本県熊本市に至る一般国道。
天草五橋の区間は、真珠の養殖が盛んなことからパールライン(天草パールライン)とも呼ばれ、「日本の道100選」にも選ばれている。
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[編集] 概要
- 実延長:156.6km(現道)
- 起点:熊本県天草市(旧牛深市役所南側)
- 終点:熊本県熊本市(国道3号交点・代継橋)
[編集] 歴史
- 1963年4月1日:熊本県牛深市(現・天草市)~熊本県宇土郡三角町(現・宇城市)を二級国道266号牛深宇土線に指定。当初は、天草上島の北部(現国道324号と同じ区間)を通過する路線であった。
- 1965年4月1日:一般国道266号となる。
- 1970年4月1日:一般国道324号の路線指定に伴い、本渡市から終点までが同路線との重複区間となる。
- 1974年:道路の区域変更により、経路が天草上島の南側を通過する現区間となる。
- 新たに国道266号となった県道路線は、熊本県道23号松島竜ヶ岳本渡線である。
- 1993年4月1日:熊本県宇土郡三角町~熊本県熊本市を追加指定し、区間が熊本県牛深市~熊本県熊本市となる。
- 編入以前の路線は以下のとおり。
- 熊本県宇土郡三角町~熊本県下益城郡松橋町(現・宇城市)は、熊本県道21号三角松橋線。
- 熊本県下益城郡松橋町~熊本県上益城郡嘉島町は、熊本県道147号松橋熊本線(このうち、城南町から嘉島町までは県道32号小川嘉島線との重複区間であった)。
- 熊本県上益城郡嘉島町~熊本県熊本市は、国道445号線(一部、熊本県道104号熊本浜線も重複している)。
- この結果、熊本県道21号三角松橋線及び熊本県道147号松橋熊本線は路線廃止された(熊本県道147号松橋熊本線の熊本市内部分(画図町下無田~出水1丁目)は熊本県道103号熊本空港線の一部となった)。
- 編入以前の路線は以下のとおり。
[編集] 通過市町村
[編集] 主な接続道路
[編集] バイパス
- 高戸バイパス
- 浜線バイパス
[編集] 道の駅
- 不知火(宇城市)
[編集] 橋・トンネル
- 天草五橋
- 姫戸トンネル