吊り落とし
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吊り落とし（つりおとし）とは、相撲の決まり手のひとつである。正面から相手の体を吊り上げ、その場に落として倒す技。横綱朝青龍が一時期多用していた技であるが、明らかに吊り落としを狙った体勢に持ち込み、技をかける際にも必要以上に大きく相手を吊り上げて土俵に叩きつけるという荒っぽいものであったため、これが原因で怪我をした力士もおり、物議を醸した。最近では朝青龍がこの技を使う頻度は減少している。朝青龍が多用するまでは、幕内でも5年～10年に1度出るか出ないかといった頻度の技であった。また、相手を吊り上げるのには体格差や体力が必要なため、大きな力士しかこの技を決めることは難しい印象を与えられるが、1997年3月場所3日目、十両で身長168cmの舞の海が173cmの智乃花に対してこの技を決め、「技のデパートに新商品追加」などと話題になった。
[編集] 関連項目
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| 基本技 |
|---|
| 突き出し - 突き倒し - 押し出し - 押し倒し - 寄り切り - 寄り倒し - 浴びせ倒し |
| 投げ手 |
| 上手投げ - 下手投げ - 小手投げ - 掬い投げ - 上手出し投げ - 下手出し投げ - 腰投げ - 首投げ - 一本背負い - 二丁投げ - 櫓投げ - 掛け投げ - 掴み投げ |
| 掛け手 |
| 内掛け - 外掛け - ちょん掛け - 切り返し - 河津掛け - 蹴返し - 蹴手繰り - 三所攻め - 渡し込み - 二枚蹴り - 小股掬い - 外小股 - 大股 - 褄取り - 小褄取り - 足取り - 裾取り - 裾払い |
| 反り手 |
| 居反り - 撞木反り - 掛け反り - 襷反り - 外襷反り - 伝え反り |
| 捻り手 |
| 突き落とし - 巻き落とし - とったり - 逆とったり - 肩透かし - 外無双 - 内無双 - 頭捻り - 上手捻り - 下手捻り - 網打ち - 鯖折り - 波離間投げ - 大逆手 - 腕捻り - 合掌捻り - 徳利投げ - 首捻り - 小手捻り |
| 特殊技 |
| 引き落とし - 引っ掛け - 叩き込み - 素首落とし - 吊り出し - 送り吊り出し - 吊り落とし - 送り吊り落とし - 送り出し - 送り倒し - 送り投げ - 送り掛け - 送り引き落とし - 割り出し - うっちゃり - 極め出し - 極め倒し - 後ろもたれ - 呼び戻し |
| 非技（勝負結果） |
| 勇み足 - 腰砕け - つき手 - つきひざ - 踏み出し |
| 反則 |
| 不浄負け |
