動画大陸
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『動画大陸』(どうがたいりく)とは、スターチャイルド(キングレコードのアニメ関連レーベル)の関連作品を放映していたアニメ番組枠の名称である。
[編集] 概要
『動画大陸』は、『アニメコンプレックスNIGHT』と同様独立UHF放送局での放映を中心とするアニメ(いわゆるUHFアニメ)番組2本を30分枠において放映するという形態を取る番組枠で、2002年11月~2003年5月と2003年10月~2004年3月の2度の期間にわたり放映されていた。
しかし、放映されたアニメは必ずしも15分枠を前提に製作されたわけではないという点で『アニメコンプレックスNIGHT』とは大きく異なっていた。というのは、放映されたアニメ4本のうち、『プリンセスチュチュ 雛の章』と『BPS バトルプログラマーシラセ』は、元々30分枠での放映を前提に製作されたアニメであったためである。このため、両作品については、1つのエピソード(30分枠での1話分)を複数に分割して15分枠に収めるという方式が取られた。
しかし、当然のことながら、この措置は両作品の物語の展開を著しく阻害することとなり、また、枠内各作品に対するアニメファンからの評価を悪化させる要因ともなった。例えば、前述の『チュチュ』と同時に放映された『奇鋼仙女ロウラン』は(『チュチュ』に対する)邪魔者として扱われることを余儀なくされていたということがある。このように、30分で複数のアニメを放映することのメリットよりもデメリットの方が結果的には上回ってしまった枠であったといえる。
[編集] 放映番組
- 第1期(2002年11月~2003年5月)
- 第2期(2003年10月~2004年3月)
- ※2003年10月~12月は2作品同時放送。
- 2004年1月~3月は「瓶詰妖精(第13話を除く)」→「BPS バトルプログラマーシラセ」の順に30分枠で再放送。
放送した局については、各記事内を参照すること。