加計駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
加計駅(かけえき)は、広島県山県郡加計町(現在の安芸太田町)にあった西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅(廃駅)である。
旧加計町の中心駅で、可部線北部の拠点駅であった。この駅を始発・終着とする列車が多く、三段峡方面に行く場合もこの駅で乗り換えとなる場合があった。また当駅で乗務員交代があったため、三段峡方面へ直通する列車も長時間停車していた。
目次 |
[編集] 駅構造
[編集] 駅周辺
- 安芸太田町役場加計支所(旧加計町役場)
- 加計警察署
- 広島県立加計高等学校
- 国道191号
- 加計郵便局
- サンシャイン加計(スーパーマーケット)
[編集] 歴史
- 1954年(昭和29年)3月30日 - 国鉄可部線 布~加計間開通時に開業。一般駅。
- 1969年(昭和44年)7月27日 - 可部線が三段峡駅まで延伸。
- 1978年(昭和53年)10月1日 - 車扱貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - チッキの取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR西日本が継承。
- 2003年(平成15年)11月30日 - 可部線非電化区間(可部~三段峡間)廃線に伴い廃止。
[編集] 現在
駅舎もホームもすべて取り壊されてしまった。近くにある車庫にキハ28形気動車が保存されている。通常は静態保存だが、イベントの時にはエンジンを動かしている。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
可部線(廃線区間) |
---|
(可部) - 河戸 - 今井田 - 安芸亀山 - 毛木 - 安芸飯室 - 布 - 小河内 - 安野 - 水内 - 坪野 - 田之尻 - 津浪 - 香草 - 加計 - 木坂 - 殿賀 - 上殿 - 筒賀 - 土居 - 戸河内 - 三段峡 |