出たな!!ツインビー
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ジャンル | シューティング |
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対応機種 | アーケード X68000 PCエンジン プレイステーション セガサターン iアプリ Yahoo!ケータイ プレイステーション・ポータブル |
発売元 | コナミ |
人数 | 1~2人同時プレイ |
メディア | [PCE]:HuCARD [PS][SS]:CD-ROM [PSP]:UMD [Wii]:バーチャルコンソール |
発売日 | [AC]:1991年2月20日 [X68000]:1991年12月6日 [PCE]:1992年2月28日 [PS][SS]:1995年9月29日 [PSP]:2007年1月25日 [Wii]:2007年9月 |
価格 | [PS][SS]5800円(税抜) [Wii]900ポイント |
『出たな!!ツインビー』 (Detana!! TwinBee) は、コナミ製の縦スクロールシューティングゲーム。
ツインビーシリーズの5作目にあたり、アーケード用で1991年2月20日に発売された。PS、サターンでは『ツインビーヤッホー! ふしぎの国で大あばれ!!』がカップリングされた『出たなツインビーヤッホー! DELUXE PACK』として1995年9月29日に発売。iモード、Yahoo!ケータイ用のアプリとしても配信されている。
また、2007年1月25日に発売されたPSPソフト『ツインビー ポータブル』にも収録されている。
日本国外版のタイトルはBells & whistles。
2007年9月からPCエンジン版がWiiのバーチャルコンソールで配信されているがグラフィック、サウンド共にオリジナルから大幅に劣化している。
目次 |
[編集] 概要
アーケードゲームとして発売されつつもファミコン用として続編が発売されていた『ツインビー』シリーズ6年ぶりのアーケード版。縦画面、縦スクロールのシューティングゲーム。二人同時プレイ可能。野菜や果物、動物や台所用品などをモチーフにしたコミカルなキャラクターが登場する。
システム的には前作ツインビーを踏襲するが、新たにR-TYPEのような溜め撃ちが可能になった。パワーアップした時にBGMが変更されることはなくなり、ステージごとのBGMは固定に。『パロディウスだ!』のスタッフであったShuzilow.HAがキャラクターデザインとして参加し、アニメ風のイラストが用いられるようになった。ツインビーに足が生えたのもこの作品から。ファミコンより高性能の業務用基板を使ったグラフィック、サウンドは多くのプレイヤーを魅了した。移植作品ではX68000版、プレイステーション版、プレイステーション・ポータブル版以外での再現度は音源と映像に大幅な劣化が目立つ。
アーケードゲーム専門誌ゲーメスト読者の投票による第5回ゲーメスト大賞では大賞3位、ベストシューティング部門1位、ベストVGM部門3位、ベストグラフィック部門4位を受賞。サウンドトラックCDはベストアルバム賞3位を受賞。登場キャラクターのウインビーがベストキャラクター7位を受賞している。ベストヒットゲーム100によるとインカム収入は8位。
[編集] おもな登場キャラクター
- ツインビー
- 1Pキャラクター。機体色はブルー、キャノピーの形状は円形。
- ウインビー
- 2Pキャラクター。機体色はピンク、キャノピーの形状はハート型。
- グインビー
- お助けキャラクター。機体色はグリーン、キャノピーの形状は↑型
- メローラ姫
- 惑星メルの女王。ツインビーたちにSOSを送った。
- イーバ星人
- 惑星メルを侵略した邪悪な異星人。
このゲームの発売当初はパイロットの名前は特に設定されていなかった。家庭用の説明書でもツインビー、ウインビーとしか記載されていなかった。(前作では「アンナモン」「ドンナモン」で、どちらも男の子の兄弟だった)
しかし、後にラジオドラマ「ツインビーPARADISE」を放送する際に、機体の名前とパイロットの名前が同じでは区別がつかないとの理由からツインビーのパイロットの男の子は「ライト」、ウインビーのパイロットの女の子は「パステル」、グインビーのパイロットの赤ちゃんは「ミント」と命名された。
[編集] システム
[編集] 基本操作
8方向レバー(移動)、ショットボタン、ボムボタンを使用。
- ショット
- ショットボタンを押す事で空中の敵やベルを撃つ事ができる。
- また、ショットボタンを押し続ける事で画面下のパワーゲージが溜まり、強力な「ビッグショット」を撃てる。
- ボム
- ボムボタンで地上の砲台を攻撃できる。敵や敵弾によりウデを破壊されると使用不能になる。
- 救急車
- 腕を両方破壊されると1機につき1ステージに1度だけ登場。ウデを修理してくれる。
[編集] ベルパワーアップ
ぷかぷかと浮かんでいる雲を攻撃するとベルが出現し、ショットを当てると色が変化していき、これを取るとパワーアップする。しかし、撃ちすぎるとベルが壊れ、最後には無敵のハチ「ビックル」に変化。これに接触するとミスになる。ステージボス直前になると画面上の全てのベルが壊れる。
また、ツイン砲装備時は白ベルが出現しなくなるなど、パワーアップ済みのベルは出現しなくなる。 複数のパワーアップの併用も可能だが、1人プレイの時はバリアを取るとそれが有効な間は紫ベルが出現しなくなり、しっぽバリアを取ると赤ベルが出現しなくなる(本来変化するはずの色に変化せず黄色のままになる)。 前作ではベルを取り逃すと変色順が初期化(青からやり直し)されたが今作では先の変色から継続されるようになっている。
- ■黄ベル
- ボーナス。初期のベルで取れば得点が加算される。落とさずに連続して取り続けると500点から最高10000点になる。
- □白ベル(5発)
- ツイン砲。メインショットの攻撃力が高くなる。
- ■青ベル(10発)
- スピードアップ。移動速度が1段階速くなる。
- ■緑ベル(15発)
- ぶんしーん。自機と同様にショットやボムで攻撃をする分身が3つ付く。自機の動きをトレースする。
- ■赤ベル(20発)
- バリア。全方向からの攻撃を防ぐ。被弾すると徐々に小さくなり、最後には消える。
- ■紫ベル(25発)
- しっぽバリア。弾や敵から身を守る分身型のバリアが3つ付く。ミスするまで有効。自機の動きをトレースする。
- ■黒ベル(30発)
- スピードダウン。移動速度が1段階遅くなる。
[編集] 地上アイテム
地上の砲台をボムで破壊すると出現する。
- チビグインビー
- グインビーが出現。合体する事でショットがパワーアップする。敵に接触すると消えてしまう。
- 2人同時プレイ時は2人でグインビーを挟み込むようにすると画面上を飛び回って攻撃。
- チビベル
- 3ウェイ。3方向に攻撃できる。今作では分身やツイン砲と併用可能で、ツイン砲装備後に取れば分身のショットが引き続きツイン砲のままになる。
- ラッキースター
- 画面上の全ての空中の敵にダメージを与える。
- フルーツ
- スコアアップ。50~200点。
[編集] スペシャルショット(合体攻撃)
二人同時プレイ時にツインビーとウインビーが合体する事で強力な攻撃ができる。
- ツイン攻撃
- 2機が横に合体すると半月型の横幅の広いショットで攻撃できる。
- ガッチンコ攻撃
- 2機が縦に合体すると「ガッチンコ」の文字の貫通弾が5方向に飛んで攻撃。
- スペシャルグインビー攻撃
- 2機がグインビーを挟むようにぶつかると、弾き飛ばされたグインビーが画面内を飛び回って攻撃。
合体攻撃は強力だが、ツインビーとウインビーは押し合う事が出来るため、移動を制限されるというデメリットもある。
[編集] ミス、コンティニュー
敵弾や敵に接触するとミスになる。残機があればその場で復活できるがパワーアップは全てなくなる。自機のストックがなくなるとゲームオーバーだが、クレジットがあればコンティニュー可能。コンティニュー時にはパワーアップサービスで3WAYとバリアがつく。
[編集] ステージ
- ステージ1:風の谷
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- ボス メカガニ
- BGM 風の贈り物 ボスBGM イーバ星人の攻撃
- ステージ2:雲海
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- ボス 空飛ぶ幽霊船
- BGM 雲海を越えて ボスBGM イーバ星人の攻撃
- ステージ3:天空の要塞
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- ボス 風車野郎
- BGM 天空の要塞ラピュタ ボスBGM 来るなら来いっ
- ステージ4:死の谷
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- ボス メカクラゲ
- BGM World of the Mold ボスBGM 来るなら来いっ
- ステージ5:地下水源
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- ボス レッドうつぼカモン!
- BGM 水上の行進 ボスBGM イーバ星人の攻撃
- ステージ6:イーバの神殿
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- ボス でんでん貴金属
- BGM イーバの神殿 ボスBGM イーバ星人の攻撃
- ステージ7:地底都市
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- ボス 脳味噌昆虫
- BGM 霧のむこうのパラダイス ボスBGM イーバの帝王脳味噌昆虫
全体的にBGアートが宮崎駿のナウシカとラピュタの影響が強い。 ステージをクリアするとウデを修理され、救急車も復活する。 ステージ7をクリアするとエンディング。2周目は背景のカラーが変更される。撃ち返し弾など敵の攻撃はとてつもなく激しくなる。2周クリアで終了。
PCエンジン版、携帯電話版、Wii(バーチャルコンソール)版は容量の関係上ステージ6が省略されている。
[編集] 漫画版
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新声社の漫画雑誌コミックゲーメストに連載された、ツインビーシリーズをモチーフにした漫画作品。作者は吉崎観音。後にゲーメストコミックレーベルで単行本も発売された(全3巻)。
タイトルは連載開始時に最新作だった「出たな!!ツインビー」を冠してはいるものの、時代はゲーム版より未来。登場人物はゲーム版の子孫と言う独自の設定。また、ツインビーシリーズの新作が発売されるたびにその設定が漫画に反映されていった。(「Pop'nツインビー」のちび分身、「レインボーベルアドベンチャー」の武器攻撃、「ツインビー対戦ぱずるだま」のスーパーベルなど。)
[編集] おもな登場人物
- ビート
- ツインビーのパイロットの男の子。
- チャイム
- ウインビーのパイロットの女の子。
- シャウト
- グインビーのパイロット。
- シナモン博士
- ツインビー、ウインビー、グインビーたちの生みの親。冷凍睡眠により長生きしている。
- ゴッドブレイン
- かつてツインビーチームに敗れたと言われる悪の帝王。
- 復活後、レインボーベルを砕き、ツインビーチームの子孫を倒すために地球にやってきた。
- スペード、ハート、ダイヤ、クローバの四人の部下を従えている。
- スペード
- カブトムシのような形をした機体「キングビー」に乗っている少年。
- ハート
- お祭りのハッピを着たような機体「グランビー」に乗っている巨漢の青年。
- ダイヤ
- イカのような形をした「マリンビー」に乗っている美形ナルシストのオカマ。
- クローバ
- コウモリのような羽を持った「サタンビー」に乗っている少女。
[編集] 関連リンク
関連サイト
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アーケード | ツインビー - 出たな!!ツインビー - ツインビーヤッホー! |
家庭用 | もえろツインビー - ツインビー3 - ツインビーだ!! - Pop'nツインビー |
コレクション | 出たなツインビーヤッホー! - ツインビー ポータブル |
外伝 | レインボーベルアドベンチャー - 対戦ぱずるだま - ツインビーRPG |
関連 | ツインビーPARADISE - シリーズの登場キャラ - パチスロ |