内閣総理大臣顕彰
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内閣総理大臣顕彰(ないかくそうりだいじんけんしょう)は、内閣総理大臣が授与する顕彰である。1966年に総理大臣決定された総理大臣顕彰実施要項によって運用されている。
[編集] 受賞者
受賞年月日 | 受賞者 | 職業 | 受賞事由 | 他の栄典 |
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1968年11月26日 | オリンピック競技大会日本男子体操チーム | オリンピックの各大会において体操日本の名声を博するとともに国民に大きな感動を与えた功績[1] | ||
上武洋次郎 | オクラホマ州立大学生 | オリンピック東京・メキシコ両大会でバンタム級フリースタイルレスリング連覇の功績 | 銀杯一組(菊紋)2回 | |
三宅義信 | 陸上自衛官 | オリンピック東京・メキシコ両大会でフェザー級重量挙げ連覇の功績 | 紫綬褒章 銀杯一組(菊紋)2回 |
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遠藤幸雄 | 日本大学勤務 | オリンピックローマ・東京・メキシコ大会3連覇における体操チームの中心選手(メキシコ大会ではキャプテン)として貢献 | 紫綬褒章 銀杯一組(菊紋)3回 |
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1969年5月23日 | 日本道路公団 | 名神高速道路及び東名高速道路の完成 | ||
1985年5月26日 | 大学生※ | 國學院大學4年 | 横浜市南区にて窃盗犯を身を挺して確保、道義の高揚に貢献[2] | 木杯一組(菊紋) |
1986年10月17日 | 室伏重信 | 中京大学教員 | 陸上競技における「アジアの鉄人」としての業績 | |
1986年10月17日 | 中野浩一 | 競輪選手 | 世界選手権での活躍 | 紫綬褒章 |
1987年12月1日 | 岡本綾子 | プロゴルファー | 海外での活躍 | |
1992年10月13日 | 毛利衛 | 宇宙飛行士 | 日本人初の宇宙飛行士 | |
1994年6月22日 | ジーコ | プロサッカー選手 | 日本サッカー界への貢献 | |
1994年9月2日 | 関西国際空港株式会社 | |||
1994年9月6日 | 向井千秋 | 宇宙飛行士 | 日本人初の女性宇宙飛行士 | |
1996年3月21日 | 羽生善治 | 棋士 | 棋界での活躍 | |
1998年1月21日 | 土井隆雄 | 宇宙飛行士 | 宇宙飛行士としての業績 | |
1998年4月8日 | 本州四国連絡橋公団 | |||
1999年7月23日 | 全日空61便機長※ | ハイジャック犯に対し、身を挺して乗客を守った[3] | 勲四等瑞宝章 | |
2000年11月6日 | 田村亮子 | 柔道家 | 世界柔道選手権出場部門4連覇、シドニーオリンピック金メダル[4] | 紫綬褒章(及び飾版2個) 銀杯一組(菊紋) |
2000年12月22日 | 成田真由美 | 水泳選手 | パラリンピックでの活躍 | 銀杯一組(菊紋) |
※は没後受賞者。受賞年月日については、生存者・団体等への授与は伝達日を、故人への授与は(遺族等への伝達日でなく)死亡日を掲載。
- ^ 特定の大会の代表チームでなく1932年ヘルシンキ大会以降授賞時までの歴代同チームの功績を顕彰
- ^ 介抱強盗を取り押さえたが返り討ちを受け死亡
- ^ →全日空61便ハイジャック事件
- ^ 高橋尚子が国民栄誉賞を受けており均衡を図るため