侍 (日本映画)
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侍 |
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監督 | 岡本喜八 |
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製作 | 田中友幸 |
脚本 | 橋本忍 |
出演者 | 三船敏郎 新珠三千代 小林桂樹 伊藤雄之助 |
音楽 | 佐藤勝 |
撮影 | 村井博 |
編集 | 黒岩義民 |
配給 | 東宝 |
公開 | 1965年1月3日 |
上映時間 | 120分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
allcinema | |
Variety Japan | |
『侍』(さむらい)は、1965年(昭和40年)に公開された日本映画。
三船プロダクション製作の2本目の映画作品で、三船にとっては長期に渡った『赤ひげ』の撮影後、最初の主演作品となった。桜田門外の変を題材に、暗い過去を背負った一人の浪人の生き様を描く。岡本監督としては初の本格的な時代劇映画となった。作品は、実録風のリアルなタッチで主人公を巡るドラマが進んでいく。クライマックスの井伊大老襲撃シーンでは桜田門外を大がかりに再現、雪景色の中の惨劇が白黒画面の中で展開する。2007年(平成19年)に東宝よりDVDが発売されてる。
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
- 新納鶴千代:三船敏郎
- お菊/菊姫(二役):新珠三千代
- 木曽屋政五郎:東野英治郎
- 栗原栄之助:小林桂樹
- みつ:八千草薫
- 星野監物:伊藤雄之助
- 住田啓二郎:稲葉義男
- 増位惣兵衛:平田昭彦
- 羽山市五郎:江原達怡
- 稲田重蔵:中丸忠雄
- 小島要:大辻伺郎
- 萩原又三郎:天本英世
- 板村勝之進:黒沢年男
- 森川精一:当銀長太郎
- 八重:田村奈己
- 長野主膳:市川高麗蔵
- 藤堂帯刀:藤田進
- 西川忠左衛門:寺島貢
- 一条成久:志村喬
- つる:杉村春子
- 小船の武士:田島義文/桐野洋雄
- 浪人:長谷川弘/常田富士男
- 備前屋辰吉:沢村いき雄
- 松平左兵督:市川中車
- 井伊直弼:松本幸四郎
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] あらすじ
出世を夢見ていた尾州浪人の新納鶴千代は、大老井伊直弼の暗殺を画策する水戸浪士を助けたことから、星野監物を首領とするその浪士一行の計画に加わることになった。桜田門で登城する井伊を暗殺せんと待ち構える一行だが、井伊は暗殺計画を察知しているかの如く姿を現さない。一行の中に井伊への内通者がいると踏んだ監物は、水戸浪士以外での参加者である鶴千代と、上州浪人栗原栄之助のどちらかが怪しいと睨み、素性を調査。すると、栗原と井伊側と遠い繋がりがあることが判明、監物は鶴千代に栗原暗殺を命じる。栗原とは大親友の間柄となっていた鶴千代は、鬼となって栗原を斬殺するが、直後、内通者は浪士隊幹部の増位惣兵衛で、栗原は無実であったことが判明する……。