佐久間悟
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佐久間 悟 | ||
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名前 | ||
カタカナ | サクマ サトル | |
ラテン文字 | SAKUMA Satoru | |
基本情報 | ||
国籍 | 日本 | |
生年月日 | 1963年7月7日(44歳) | |
出身地 | 東京都
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選手情報 | ||
ポジション | DF
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佐久間 悟(さくま さとる、1963年7月7日 - )は、東京都出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはDF。
目次 |
[編集] 経歴
城西大川越高では高校選手権の埼玉県予選でベスト8に進出。駒澤大学に進学し、4年次にはチームの主将を務める。大学卒業後NTT関東に入社、大宮アルディージャの母体となるNTT関東サッカー部でプレーし、2年目に副主将、3年目からは主将を務めた。
引退後はNTT関東と大宮で指導者としてのキャリアを経験してフロント入り。1995年にはドイツやオランダに留学し、リヌス・ミケルスの考案した指導者養成プログラム「ダッチ・ビジョン」に触れ、大きな影響を受けた。帰国後はコーチとプロ化準備室員を兼任し、2003年にS級ライセンスを取得。2004年に強化部長に就任、2006年からは強化・育成部長となった。2007年、退任した三浦俊也監督に代えてロバート・ファーベークを招聘するもチームは前半戦終了時16位と低迷。自ら指揮をとることとなった。立場としてはNTT東日本からの出向の身であり、異例のサラリーマン監督であった。就任時に掲げた残り16試合で8勝・勝ち点40到達という見通しには届かなかったものの、2007年シーズンを終了して15位と辛うじてJ1残留に成功。12月6日をもって監督を退任した。成績は5勝7敗4分。
2008年はクラブに残りテクニカルディレクターを務める。
[編集] 人物
- 同年生まれの現札幌監督三浦俊也とは駒澤大学の同期。2004年には強化部長となる佐久間の進言により三浦の二度目の監督就任が実現し、大宮はJ1昇格を果たす。
- 親会社の支援を背景に精力的な補強を行いチーム編成を主導してきたが、J1昇格以後の低迷の責任を問う声は強く2007年4月28日甲府戦後に起きた一部サポーターの居残り事件では非難の矢面に立たされた。この居残り事件が起こる試合前にも、彼を批判する横断幕がゴール裏に掲出される事件が起こっている。
- バレー(現ガンバ大阪)やレアンドロ(ヴィッセル神戸)といったブラジル人FWにJリーグで活躍するきっかけを与えたのは彼である。バレーに代えて元セレソンのクリスティアン、レアンドロに代えてマルティネスを獲得した判断は即戦力を求める当時のチーム事情によるものであるが、これが裏目に出て皮肉にもバレーとレアンドロが他クラブで才能を開花させたため、未だにサポーターからは恨み節が聞かれる。
- ラジオ番組で清雲栄純氏の声真似という微妙なネタを披露したことがある。
[編集] 所属クラブ
[編集] 指導歴
- 1991年-1997年 NTT関東コーチ
- 1998年-1999年 大宮アルディージャユース監督
- 1999年-2002年 大宮アルディージャコーチ(1999ユース監督兼務)
- 2007年8月-12月 大宮アルディージャ監督
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