中村歌右衛門
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中村歌右衛門(なかむら うたえもん)は歌舞伎の名跡の一。もとは上方役者であったが、三代目以降江戸に下り、四代目までは立役として、五代目以降は女形として活躍した。成駒屋系統のもっとも権威ある名跡であり、現在継承されている歌舞伎の名跡のうち中村勘三郎、中村富十郎の系統を除くすべての中村姓の名跡は、歌右衛門の子孫または門弟から発する流れである。定紋は祇園守。
- 初代中村歌右衛門 屋号加賀屋。
- 二代目中村歌右衛門 初代の門弟。屋号蛭子屋。
- 三代目中村歌右衛門 初代の子。屋号加賀屋。俳名梅玉、芝翫。「梅玉歌右衛門」と通称。
- 四代目中村歌右衛門 三代目の門弟で後に養子。屋号成駒屋。俳名翫雀。「翫雀歌右衛門」と通称。
- 五代目中村歌右衛門 四代目の養子となった四代目中村芝翫の養子。俳名魁玉。
- 六代目中村歌右衛門 五代目の子。俳名魁春。
[編集] 関連項目
- 土生玄碩