中央大橋
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- 東京都中央区の隅田川にかかる橋。本項(下記)参照。
- 名港中央大橋は伊勢湾岸自動車道を通し、名古屋港にかかる橋。
- 青森中央大橋は青森県青森市にてJR東北本線を跨ぐ有料道路橋。
- 十勝中央大橋は北海道音更町と幕別町を結ぶ国道38号を通し、十勝川にかかる橋。別名「白鳥橋」。
- 有田中央大橋は和歌山県有田市にて国道42号を通し、有田川にかかる橋。
- 森本中央大橋は兵庫県多可町にて一般県道山南中線(森本バイパス)を通し、杉原川にかかる橋。
- 大崎中央大橋は鹿児島県大崎町にて大隅中央地区農業用道路(大隅グリーンロード)を通し、持留川にかかる橋。
- 中央大橋 (福島県)は福島県郡山市にて市道を通し、阿武隈川にかかる橋。
- 中央大橋 (群馬県)は群馬県前橋市にて前橋産業道路を通し、利根川にかかる橋。
中央大橋(ちゅうおうおおはし)は、隅田川にかかる橋で、東京都道463号上野月島線中央大橋支線(八重洲通り)を通す。西岸は中央区新川二丁目、東岸は中央区佃一丁目。
隅田川の数ある橋の中で最も新しい橋だったが、平成18年2月に千住汐入大橋完成によりその地位を明け渡すこととなった。時節柄、機能やコスト一辺倒であった昭和の橋とは違い、都市景観やデザインに気遣いをもたせてある。夕刻から夜10時までは、白色の水銀灯と暖色系のカクテル光でライトアップされ美しい。バブル絶頂期ということもあり、分不相応なほどの贅沢な造りではあるが、まさに中央区のシンボルとしての「中央大橋」の名に恥じないものである。
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[編集] 橋の概要
- (レインボーブリッジと同じ日である)
- 橋桁製作 石川島播磨重工業横浜工場
[編集] フランス・セーヌ川との関わり
隅田川はフランスのセーヌ川と1988年(平成元年)に友好河川を提携しており、中央大橋を架橋する際に、フランスのデザイン会社に設計を依頼した。そのためか、主塔および欄干部分に日本の「兜」を意識した特徴的な意匠が施されている。また上流側の中央橋脚部には当時のパリ市長であったジャック・シラクから東京都に友好の印として贈られた彫刻家オシップ・ザッキン作の「メッセンジャー」と名づけられた彫像が鎮座する。彫像は川側を向いており、橋をくぐる水上バスからの方が見やすい。なお、このお礼にパリ市に「屋形船」を寄贈している。
[編集] 隣の橋
(上流)―隅田川大橋・首都高速道路9号深川線―永代橋―中央大橋―佃大橋-勝鬨橋(下流)
[編集] 関連項目
隅田川 |
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(荒川)―岩淵水門橋―新神谷橋―新田橋―新豊橋―豊島橋―首都高速道路中央環状線隅田川橋梁―小台橋―尾久橋―東京都交通局日暮里・舎人ライナー隅田川橋梁―尾竹橋―上水千住水管橋―京成電鉄隅田川橋梁―東京電力隅田川送電橋―千住水管橋―千住大橋―JR常磐線隅田川橋梁―つくばエクスプレス隅田川橋梁―日比谷線隅田川橋梁―千住汐入大橋―水神大橋―白鬚橋―桜橋―東武花川戸鉄道橋―言問橋―吾妻橋―駒形橋―厩橋―蔵前橋―NTT蔵前専用橋―JR総武線隅田川橋梁―両国橋―新大橋―清洲橋―隅田川大橋―永代橋―中央大橋―佃大橋―勝鬨橋―(河口) |
古隅田川 |
(上流)―境四橋―南新橋―境三橋―旭橋―境一橋―元隅田橋―綾南橋―境田橋―富士見橋―袋橋―北野橋―千鳥橋―古川橋―陸前橋―鵜乃森橋―(下流) |
隅田川支川 |
(上流)―相生橋―佃小橋―(下流) |