三菱ふそう・エアロミディME
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エアロミディMEは、三菱ふそうトラック・バスが製造・販売していた小型ノンステップバスで、エアロミディシリーズの最小モデルである。
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[編集] 概要
三菱自動車工業が2002年に、日本国内では初となる全幅2mクラスの小型ノンステップ車として誕生。全長7m・全幅2mの小型クラスの本格ノンステップバスで、最小回転半径5.7mと小回りが効きやすい。床面地上高を375mmとし、従来は不可能だった交通バリアフリー法の条件をクリアしている。乗降口のステップ高は前扉295mm・中扉335mmで設定され、ニーリング機能を使用すれば50mm低下するため、お年寄りなどに対してはスムーズに乗り降りができる。
エンジンはローザと同様直列4気筒の4M50型(ターボ付き132kW:180PS)を横置きで搭載、トランスミッションは5速直結のマニュアルのみで、アングルドライブ"T-Drive"を採用している。
自動車排出ガス規制の関係で2007年8月をもって製造中止となった。CNG車はメーカー純正ではなく、日野・リエッセ同様フラットフィールドおよび協同の改造による。
自動車排出ガス規制の記号の違いなどにより、テールランプの位置の違いが見られる。
[編集] 画像
主にコミュニティバスなどを中心に導入されているが、通常の一般路線への導入例も稀にある。
KK-ME17DF |
PA-ME17DF |
KK-ME17DF改 |
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[編集] 関連項目
- 同サイズでの競合車種
- いすゞ・エルガミオ7M(製造中止)
- 日野・ポンチョ
[編集] 外部リンク
路線型・自家用車 |
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エアロスター・エアロスターS(MM/スペースランナーA) - エアロミディ(S/MK/MJ/ME/MM) |
ハイデッカー |
エアロバス・エアロエース・エアロクィーン(MM/スペースウイングA・スペースアローA) - エアロミディMK |
ダブルデッカー |
エアロキング |
マイクロ |
ローザ |