ワルサーWA2000
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正式名称 | ワルサーWA2000狙撃銃 |
画像 | 画像:Wa 2000.JPG |
全長 | 905mm |
銃身長 | 650mm |
重量 | 6.95kg |
口径 | .300 Win mag, .308 Win, 7.5×51mm Swiss,388ラプアマグナム |
装弾数 | 6発(箱型弾倉) |
製造国 | ドイツ |
製造社 | カール・ワルサー社 |
ワルサーWA2000は、ドイツワルサー社のオートマチック式狙撃銃。銃がブルパップ方式のレイアウトになっており、バイポッドが銃身の上のフレームに繋がって銃身をぶら下げる構造になっているため、独特のシルエットを持っている。
ボルトアクションの狙撃銃並みの命中精度をもち、H&K社のPSG-1と同様に高性能な狙撃銃として知られている。
前期型と後期型があり、後期型はフラッシュハイダーが付けられている。
国内ではごく少数であるが合法的に民間で所持されている個体も存在する。
[編集] 開発経緯
1972年9月5日に起きた、ミュンヘンオリンピックのイスラエル選手がテロリストに襲撃された「ミュンヘンオリンピック事件」にて、ボルトアクションライフルを使っていた西ドイツ当局が犯人の狙撃に失敗、構造上次弾装填に手間取ったために犯人の一部を逃がしてしまった。このような事態の再発を防ぐために、当局は高精度なオートマチック式狙撃銃を求め、それに応える形でWA2000は開発された。
しかし、高精度な部品のみを使っておりあまりにも高価(一丁7000ドル)な上、重い(本体だけで7kgほど)ため結局正式採用にはいたらなかった。そのためか高性能にもかかわらず注目されることが少なく、1985年から1989年までしか製造されなかった。
[編集] 登場作品
- 『007 リビング・デイライツ』:ボンドが狙撃する際に使用
- 『リベリオン』:警官が犬を処刑する際に使用
- 『ヒットマン (ゲーム)』:主人公47が使用。47がカスタムしたヴァージョンもあり
- 『ARMS』:ガウス・ゴール大佐が使用
- 『Fate/Zero』:衛宮切嗣が使用
- 『プロジェクト・ミネルヴァ』:主人公・アリシアが使用。2タイプある。
- 『GUNSLINGER GIRL』:アニメ第9話でヘンリエッタが警察署長の狙撃に使用。
- 『BLACK (ゲーム)』:主人公、ジャック・ケラーが使用。セミオートモデル。(プルバップではなく、何故かノーマル)
- 『ルパン三世 お宝返却大作戦!!』:次元が狙撃で送電線を切る為に使用
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