ローライズ
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ローライズ(Lowrise)とは、衣服のデザインの一種。 パンツなどのボトムスにおいて股上(またがみ)が浅い、つまり股間からウエストまでの丈が短いデザインのことである。 ヒップハングとほぼ同義語であるが、ローライズのほうがより股上が浅いものとされることが多い。 主に女性向けのファッションであるが、最近はジーンズを中心に男性用のローライズパンツも販売されている。
腰周りに注目が集まることで、ウエストから上半身がスマートに見えるという特徴がある。また、お腹が出た場合に一番出っ張る部分はヘソの辺りだが、ローライズパンツの場合ベルトラインがそこより下に有る為、結果として腹部を圧迫せずに穿く事ができる。
ローライズおよびヒップハングの日本での流行は、1960年代から1970年代にすでに見られたが、当時は丈が長くゆったりとした上着と合わせる姿が一般的であった。2000年頃から欧米の女性歌手や女優のファッションとして国内に入ってきたローライズでは、丈の短い上着と合わせて腰周りや腹部を露出させるスタイルが多く採られている。
デメリットとしてはショーツなどの下着、あるいは臀部そのものが腰の上から見えやすいということがある。 下着の露出についてはこれを防止するために、同様にローライズのデザインとなったショーツやパンティストッキングが市販されるようになった。逆転の発想で、腰部分をリボンやラインストーンなどで装飾し、それを見せるおしゃれができるショーツ(いわゆる見せパン)も売られている。また、上着をパンツの中にインする着こなしは非常にしづらい。このためボディスーツのように股にクロッチを付け、ずり上がらないようにしたシャツなどが作られたこともある。