ローレグ
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ローレグとは、
[編集] 概要
1.ローレグとは、ローレッグカット(英語:Low leg cut)の略称で、主に女性用の下着や水着のデザインの一種であり、ローカットとも称される。ローレグは、脚刳り(あしぐり)のラインがハイレグとボーイレッグの中間に位置し、カットが浅いボトム(下半身)の種類である。肌の露出が抑えられるが、デザインによっては動きやすさや通気性が劣ることがある。
ラインによる分類としては、脚刳り(あしぐり)の位置がラインがウエストラインの上まで切り込まれているものをスーパーハイレグ(スーパーハイレッグカット)、ウエストラインとヒップラインの中間点あたりまで切り込まれているものをハイレグ(ハイレッグカット)、あまり切り込まれていないものをノーマル(レギュラーカット)、ほぼ水平にカットされているものをボーイレッグと称している。また、股上が浅いデザインには、ローライズ(ヒップハンガー)、ビキニなどがある。
2.ある同人作家がローライズの下着などを股上をより可愛くまた過激に浅くした物のことを、ハイレグと正反対だからという理由でローレグ(ローは英語の low・低い の意)と呼ぶことを提唱してから広がった萌え要素の一種である。
その股上は陰毛が生えていれば丸見えになってしまうほど浅く、しばしば性器さえも見えるか見えないかというギリギリの状態であり、「穿いているほうが恥ずかしい」エロチックな要素を持った衣装の一つとして定着した。首記のとおりこのような衣服の形態は「ローライズ」であり、言葉の誤用であるが、実際描かれている絵や漫画、同人誌などでは、それらほとんど全てがローライズと呼ぶには無理があるほど股下が低く小さくなったものの割合が多いため、あえて区別させるためにこの呼び方が使われている側面がある。
なお、実際の下着などでのローライズは陰毛などが見えない程度の浅さであり、こういったものが多数存在するとか、流行するといった兆候はなく、あくまでもフィクションの中の産物であるが、極端に覆う面積の少ないセクシーなデザインのショーツは市販されている。
- 書籍
- 朝木貴行「ちょいすじ」(成年コミック) ISBN 4871827488
- 朝木貴行「ろぉーれぐ」(成年コミック) ISBN 4871828689