ラージャイ・デイビス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

ラージャイ・デイビス Rajai Davis オークランド・アスレチックス No.38
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	コネチカット州ノーウィッチ
生年月日	1980年10月19日（27歳）
身長 体重	5' 11" ＝約180.3cm 195 lb ＝約88.5kg
選手情報
投球・打席	右投右打
守備位置	外野手（中堅手）
プロ入り	2001年 38順目（1134位）
初出場	2006年8月14日
経歴
コネチカット大学アベリー ポイント校 ピッツバーグ・パイレーツ (2001年 - 2007年) サンフランシスコ・ジャイアンツ (2007年 - 2008年) オークランド・アスレチックス (2008年 - )
■Template  ■ウィキプロジェクト 野球選手

ラージャイ・デイビス（Rajai Lavae Davis , 1980年10月19日 - ）は、MLBオークランド・アスレチックスに所属する外野手（中堅手）。右投右打。アメリカ合衆国コネチカット州ノーウィッチ出身。

目次 1 経歴 2 選手としての特徴 3 年度別打撃成績 4 テレビ出演 5 参考資料 6 外部リンク

[編集] 経歴

2001年6月5日、ピッツバーグ・パイレーツから38巡目（1134位）でドラフト指名を受け、6月26日契約が成立しプロ入り。この年から、パイレーツ傘下のルーキー級とショート・シーズA級でプレーを始める（32試合出場）。

プロ二年目の2002年、RK級・A - 級・A級通算で65試合 ・ 打率.380 ・ 出塁率.440 ・ OPS .977 ・ 26盗塁と言うハイレベルな数字を叩き出し、ガルフ・コースト・リーグのオールスターに出場した他、Topps 社のRK級・A - 級オールスターにも選出された^[1]。翌2003年は、A級で125試合 ・ 打率.305 ・ 出塁率.377 ・ 40盗塁。サウスアトランティック・リーグのオールスターに出場。

2004年、元々はスイッチヒッターだったが、当年のシーズン前から右打席に専念^[2]。A＋級で127試合 ・ 打率.314 ・ 出塁率.388 ・ OPS.812 ・ 57盗塁（A＋級最多）の好成績マークし、9月1日カリフォルニア・リーグのオールスターに出場した他、シーズン終了後、ベスト・ストライクゾーン・ディシプリンとファステスト・ベースランナーに選出された^[3]。2005年はAA級にステップアップし、123試合 ・ 打率.281 ・ 出塁率.351 ・ 45盗塁。7月13日、イースタン・リーグのオールスターに出場するなど^[1]、マイナーリーグにおいて着実にキャリアを積み重ねる。

プロ6年目の2006年はAAA級にステップアップし、100試合 ・ 打率.283 ・ 45盗塁と好調を維持すると、8月14日ミルウォーキー・ブルワーズ戦においてメジャー・デビュー。7回の裏代打として登場し、ライトフライに倒れたが、8月26日のシカゴ・カブス戦でカルロス・ザンブラーノ投手から初安打となる二塁打を放った。ほとんど代打と代走要員で^[4]、目立った成績は残せなかったが、シーズン終了後、二度目となるファステスト・ベースランナーに選出されている^[5]。

メジャー二年目の2007年は、AAAで53試合 ・ 打率.318 ・ 出塁率.384 ・ OPS.853 ・ 27盗塁と結果を出すと、6月5日以降はメジャー定着^[6]。主に一番打者・中堅手でスタメン出場^[7]。トレード期限の7月31日、マット・モリス投手と交換でジャイアンツに移籍、その翌日から1番打者・中堅手で出場。ジャイアンツでは51試合の出場ながら、デイブ・ロバーツに次ぐチーム2位の17盗塁を記録した。しぶとい打撃を披露した他^[8]、1番打者として出場した試合では打率.293 ・ 出塁率.367と^[7]、リードオフの重責を果たした。

2008年は開幕から不振が続き4月19日に戦力外通告を受けた後、4月23日にオークランド・アスレチックスへ移籍した。

[編集] 選手としての特徴

コンタクトが上手く、スピードはトップクラス^[9]。2003年から5年連続40盗塁以上を継続中（2007年はAAA27個、MLB22個）。2006年の45盗塁は、AAA級両リーグの二位であった（一位は46個のB.J.アップトン）。

マイナー7年間の通算成績は、打率.305 ・ 出塁率.375 ・ OPS.782 ・ 251盗塁。

[編集] 年度別打撃成績

年度	球団	試 合	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	塁 打	打 点	盗 塁	盗 塁 死	犠 打	犠 飛	四 球	敬 遠	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率	長 打 率	O P S
2006	PIT	20	14	1	2	1	0	0	3	0	1	3	1	0	2	0	0	3	0	.143	.250	.214	.464
2007	※1	75	190	32	53	11	2	1	71	9	22	6	3	1	21	1	4	28	1	.279	.361	.374	.735
通算	2年	95	204	33	55	12	2	1	74	9	23	9	4	1	23	1	4	31	1	.270	.353	.363	.716

• 2007年度シーズン終了時。
• ※1＝パイレーツ→ジャイアンツ

[編集] テレビ出演

日本のTBS系で放送された正月番組「最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦」2008年大会に出場、モンスターボックス16段 ・ ULTIMATE GUYS 1分36秒12 ・ ショットガンタッチ13m00cm（メジャーリーグ記録、世界歴代9位タイ）など活躍、総合5位に食い込んだ。

[編集] 参考資料

[編集] 外部リンク

• 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube

表・話・編・歴 オークランド・アスレチックス ロースター
投手	55 ジョー・ブラントン / 13 ジェリー・ブレビンス / 51 ダラス・ブレイデン / 59 アンドリュー・ブラウン / 44 サンティアゴ・カシーヤ / 33 ジョーイ・デバイン / 58 ジャスティン・デュークシャー / 41 アラン・エンブリー / 30 ダナ・イブランド / 29 キース・フォーク / 57 チャド・ゴーダン / 31 ジェフ・グレイ / 40 リッチ・ハーデン / 53 ダン・メイヤー / 63 ヘンリー・ロドリゲス / 23 グレッグ・スミス / 20 ヒューストン・ストリート / 47 ブラッド・ジーグラー
捕手	18 ロブ・ボウエン / 54 ランドン・パウエル / 24 カート・スズキ
内野手	10 ダリック・バートン / 3 エリック・チャベス / 7 ボビー・クロスビー / 14 マーク・エリス / 22 ジャック・ハナハン / 12 ドニー・マーフィ / 2 グレゴリオ・ペティート
外野手	8 エミル・ブラウン / 6 トラビス・バック / 32 ジャック・カスト / 38 ラージャイ・デイビス / 19 クリス・デノーフィア / 28 カルロス・ゴンザレス / 65 ハビアー・エレーラ / 61 リッチー・ロブネット / 15 ライアン・スウィーニー
指名打者	5 マイク・スウィーニー / 35 フランク・トーマス
監督・コーチ	17 ボブ・ゲレン（監督） / 39 タイラー・バン・バークレオ（打撃コーチ） / 11 トニー・デフランセスコ（三塁コーチ） / 37 ロン・ロマニック（ブルペンコーチ） / 16 ドン・ワカマツ（ベンチコーチ） / 36 タイ・ウォーラー（一塁コーチ） / 48 カート・ヤング（投手コーチ）
公式サイト(英語)より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2008年6月19日更新