キース・フォーク
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キース・フォーク Keith Foulke オークランド・アスレチックス No.29 |
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基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | サウスダコタ州ラピッド・シティ |
生年月日 | 1972年10月19日(35歳) |
身長 体重 |
6' 0" =約182.9cm 210 lb =約95.3kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 1994年 9巡目 |
初出場 | 1997年5月21日 |
年俸 | 70万ドル(2008年) |
経歴 | |
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■Template ■ウィキプロジェクト 野球選手 |
キース・フォーク(Keith Charles Foulke , 1972年10月19日 - )は、MLBオークランド・アスレチックスに所属する投手。サウスダコタ州ラピッド・シティ出身。右投げ右打ち。リリーフをつとめる。
直球は90mph(約145km)に満たないがチェンジアップを武器に打者を翻弄する [1]。
目次 |
[編集] 経歴
ラピッド・シティのエルスワース空軍基地で生まれたフォークは、テキサス州のハーグレーブ高校を卒業後、同じテキサスのガルベストン大学へ進んだ。1993年にはデトロイト・タイガースから14巡目で指名されるが契約はせず[2]、アイダホ州のルイスクラーク州立大に移った1994年、サンフランシスコ・ジャイアンツから9巡目で指名され6月3日に契約、プロとしてのキャリアをスタートする事になる[3]。
その年は4試合の登板にとどまったが、翌1995年はアドバンストAで28試合に登板し防御率3.51、13勝6敗、翌1996年はAAで27試合に登板、防御率2.75、12勝7敗と好成績をおさめる。1997年はAAAで12試合に登板したところでメジャーに昇格するが、手荒い洗礼を受けてしまう。ジャイアンツは7月31日のトレード期限にフラッグシップ・ディールを行い、先発投手ウィルソン・アルバレス、ダニー・ダーウィンとリリーフのロベルト・ヘルナンデスを獲得、フォークはボブ・ハウリーら5人と共にシカゴ・ホワイトソックスに放出された。
ホワイトソックス移籍後リリーフにコンバートされ、ハウリーがクローザーとして育っていく中、主にセットアッパーをつとめていた。2000年にはシーズン途中からクローザーとなり、この年と翌年の2001年は順調に活躍する。しかし2002年は5月末時点で防御率5.56、8セーブと安定感を欠き[4]その後復調したもののトータル11セーブに終わった。チームとしてもアントニオ・オスナが11セーブ、ダマソ・マーテが10セーブとクローザーに悩まされた1年となった。シーズンオフの12月3日、ホワイトソックスは新たなるクローザーとしてビリー・コッチをマイナー2選手と共に獲得し、フォークと他2名プラス金銭をオークランド・アスレチックスに放出した。2003年は復活を果たし最多セーブのタイトルを獲得、オールスターにも選出された。
[編集] レッドソックス入団
2004年1月7日、アスレチックスからFAとなっていたフォークは、ボストン・レッドソックスと契約し安定した成績をおさめ、チームはア・リーグ東地区2位でポストシーズンへ進出する。ディビジョンシリーズではアナハイム・エンゼルス相手に2試合登板し、1セーブ、無失点と完璧におさえ、チームは3連勝でリーグチャンピオンシップシリーズへ進出、チャンピオンシップシリーズではヤンキース相手に5試合登板し、ここでも1セーブ、無失点と抑えきり、4勝3敗でカージナルスとの2004年のワールドシリーズへと駒を進める。ワールドシリーズでも全4試合に登板、防御率1.80、1勝1セーブと4連勝で1918年以来86年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献し胴上げ投手となる。ポストシーズントータルでは防御率0.64、1勝3セーブと完璧な内容であった[5]。
翌2005年は膝の故障に悩まされ序盤から不調であった。7月6日にはDL入りし翌日には左ひざの内視鏡手術を受ける。9月9日に戻ってきた時には既にマイク・ティムリンにクローザーの座を奪われた後だった。復帰後は10日ほどの間にわずか6.2イニングを投げただけでシーズンを終えてしまった。オフには右ひざまで内視鏡手術を受けることとなった[6]。
2006年は復活を待たれていたフォークだったが、術後の両ひざに加え右ひじと背中にも不安があった。スプリングトレーニングでの成績も芳しくなかったため、チームは先発での起用を予定していたジョナサン・パペルボンをクローザーに起用、フォークは中継ぎで使われることとなった[7]。しかし6月13日には右ひじの違和感でDL入りするなど、良いところのないシーズンとなってしまった。レッドソックスは2007年の契約オプション750万ドルを行使せず、フォークはFAとなった。
[編集] レッドソックス退団後
2007年1月4日クリーブランド・インディアンズと契約するが、ひじの状態は思わしくなくスプリングトレーニング直前の2月16日に「身体が思うように反応しない」と語り引退を表明した[8]。しかし、復帰を考えていたフォークは9月に右ひじの遊離軟骨除去手術を行い、復帰に向けてのトレーニングを始めていた。2008年1月に行った入団テストには高い興味を示していたアスレチックス、ダイヤモンドバックスをはじめ二十数球団が視察に訪れ[8]、最終的にアスレチックスと年俸70万ドル、インセンティブ総額250万ドルで契約した[9]。今シーズンはヒューストン・ストリートへつなぐセットアッパーとして期待されている[8]。
[編集] 受賞歴・記録
- 最多セーブ投手(2003年)
- オールスター出場1回(2003年)
[編集] 年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
勝 利 |
敗 戦 |
防 御 率 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
セ 丨 ブ |
セ 丨 ブ 失 敗 |
ホ 丨 ル ド |
投 球 回 |
被 安 打 |
失 点 |
自 責 点 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
与 死 球 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
奪 三 振 |
奪 三 振 率 |
W H I P |
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1997 | SF | 1 | 5 | 8.26 | 11 | 8 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 44.2 | 60 | 41 | 41 | 9 | 18 | 4 | 1 | 0 | 33 | 6.65 | 1.75 |
CWS | 3 | 0 | 3.45 | 16 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 5 | 28.2 | 28 | 11 | 11 | 4 | 5 | 0 | 0 | 0 | 21 | 6.59 | 1.15 | |
計 | 4 | 5 | 6.38 | 27 | 8 | 0 | 0 | 3 | 3 | 5 | 73.1 | 88 | 52 | 52 | 13 | 23 | 4 | 1 | 0 | 54 | 6.63 | 1.51 | |
1998 | CWS | 3 | 2 | 4.13 | 54 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 13 | 65.1 | 51 | 31 | 30 | 9 | 20 | 4 | 3 | 1 | 57 | 7.85 | 1.09 |
1999 | 3 | 3 | 2.22 | 67 | 0 | 0 | 0 | 9 | 4 | 22 | 105.1 | 72 | 28 | 26 | 11 | 21 | 3 | 1 | 0 | 123 | 10.51 | 0.88 | |
2000 | 3 | 1 | 2.97 | 72 | 0 | 0 | 0 | 34 | 5 | 3 | 88.0 | 66 | 31 | 29 | 9 | 22 | 2 | 1 | 0 | 91 | 9.31 | 1.00 | |
2001 | 4 | 9 | 2.33 | 72 | 0 | 0 | 0 | 42 | 3 | 0 | 81.0 | 57 | 21 | 21 | 3 | 22 | 8 | 1 | 0 | 75 | 8.33 | 0.98 | |
2002 | 2 | 4 | 2.90 | 65 | 0 | 0 | 0 | 11 | 3 | 8 | 77.2 | 65 | 26 | 25 | 7 | 13 | 2 | 1 | 0 | 58 | 6.72 | 1.00 | |
2003 | OAK | 9 | 1 | 2.08 | 72 | 0 | 0 | 0 | 43 | 5 | 0 | 86.2 | 57 | 21 | 20 | 10 | 20 | 7 | 0 | 1 | 88 | 9.14 | 0.89 |
2004 | BOS | 5 | 3 | 2.17 | 72 | 0 | 0 | 0 | 32 | 7 | 0 | 83.0 | 63 | 22 | 20 | 8 | 15 | 6 | 3 | 0 | 79 | 8.57 | 0.94 |
2005 | 5 | 5 | 5.91 | 43 | 0 | 0 | 0 | 15 | 4 | 1 | 45.2 | 53 | 30 | 30 | 8 | 18 | 5 | 0 | 0 | 34 | 6.70 | 1.56 | |
2006 | 3 | 1 | 4.35 | 44 | 0 | 0 | 0 | 0 | -- | 14 | 49.2 | 52 | 24 | 24 | 9 | 7 | 2 | 2 | 0 | 36 | 6.52 | 1.19 | |
通算 | 10年 | 41 | 34 | 3.30 | 588 | 8 | 0 | 0 | 190 | 35 | 66 | 755.2 | 624 | 286 | 277 | 87 | 181 | 43 | 13 | 2 | 695 | 8.28 | 1.07 |
- 太字はリーグトップ。
[編集] 参考資料
- ^ "KFFL - Article - Keith Foulke, CL, Boston Red Sox" 2008-02-10閲覧.
- ^ "Draft Picks who came from Galveston College" 2008-02-10閲覧.
- ^ "Draft Picks who came from Lewis-Clark State College" 2008-02-10閲覧.
- ^ "2002 Career Highlights:" Mlb.com. 2008-02-10閲覧.
- ^ "2004 Career Highlights:" Mlb.com. 2008-02-10閲覧.
- ^ "2005 Career Highlights:" Mlb.com. 2008-02-10閲覧.
- ^ "Jonathan Papelbon – Profile of Boston Red Sox pitcher Jonathan Papelbon" 2008-02-10閲覧.
- ^ a b c "Keith Foulke" Rotoworld.com. 2008-02-10閲覧.
- ^ "Keith Foulke" Rotoworld.com. 2008-02-10閲覧.
[編集] 外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube
[編集] 関連項目
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投手 | 55 ジョー・ブラントン / 13 ジェリー・ブレビンス / 51 ダラス・ブレイデン / 59 アンドリュー・ブラウン / 44 サンティアゴ・カシーヤ / 33 ジョーイ・デバイン / 58 ジャスティン・デュークシャー / 41 アラン・エンブリー / 30 ダナ・イブランド / 29 キース・フォーク / 57 チャド・ゴーダン / 31 ジェフ・グレイ / 40 リッチ・ハーデン / 53 ダン・メイヤー / 63 ヘンリー・ロドリゲス / 23 グレッグ・スミス / 20 ヒューストン・ストリート / 47 ブラッド・ジーグラー |
捕手 | 18 ロブ・ボウエン / 54 ランドン・パウエル / 24 カート・スズキ |
内野手 | 10 ダリック・バートン / 3 エリック・チャベス / 7 ボビー・クロスビー / 14 マーク・エリス / 22 ジャック・ハナハン / 12 ドニー・マーフィ / 2 グレゴリオ・ペティート |
外野手 | 8 エミル・ブラウン / 6 トラビス・バック / 32 ジャック・カスト / 38 ラージャイ・デイビス / 19 クリス・デノーフィア / 28 カルロス・ゴンザレス / 65 ハビアー・エレーラ / 61 リッチー・ロブネット / 15 ライアン・スウィーニー |
指名打者 | 5 マイク・スウィーニー / 35 フランク・トーマス |
監督・コーチ | 17 ボブ・ゲレン(監督) / 39 タイラー・バン・バークレオ(打撃コーチ) / 11 トニー・デフランセスコ(三塁コーチ) / 37 ロン・ロマニック(ブルペンコーチ) / 16 ドン・ワカマツ(ベンチコーチ) / 36 タイ・ウォーラー(一塁コーチ) / 48 カート・ヤング(投手コーチ) |
公式サイト(英語)より 40人ロースター 監督・コーチ一覧 2008年6月19日更新 |
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3 ポーキー・リース / 7 トロット・ニクソン / 11 ビル・ミラー / 12 マーク・ベルホーン / 13 ダグ・ミントケイビッチ / 15 ケビン・ミラー / 18 ジョニー・デイモン / 19 ゲーブ・キャプラー / 24 マニー・ラミレス / 28 ダグ・ミラベリ / 29 キース・フォーク / 31 デイブ・ロバーツ / 32 デレク・ロウ / 33 ジェイソン・バリテック / 34 デビッド・オルティーズ / 38 カート・シリング / 43 アラン・エンブリー / 44 オーランド・カブレラ / 45 ペドロ・マルティネス / 49 ティム・ウェイクフィールド / 50 マイク・ティムリン / 61 ブロンソン・アローヨ 監督 テリー・フランコーナ |