ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群
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ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群 |
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(英名) | Historic Ensemble of the Potala Palace, Lhasa |
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(仏名) | Ensemble historique du Palais du Potala, Lhassa |
登録区分 | 文化遺産 |
登録基準 | 文化遺産文化遺産(i)(iv)(vi) |
登録年 | 1994年 |
拡張年 | 2000年、2001年 |
備考 | |
公式サイト | ユネスコ本部(英語) |
地図 | |
ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群(らさ の ぽたらきゅう の れきしてき いせきぐん)は、中国、西蔵自治区、ラサにあるポタラ宮とその周辺の建造物のユネスコの世界遺産(文化遺産)としての総称である。
目次 |
[編集] 概要
ラサは吐藩の首都であり宗教・政治上の最高責任者ダライ・ラマの鎮座する場所であった。そのため、ラサはチベット文化の中心地として発達した。ラサにあるポタラ宮をはじめとする建造物群は周辺の文化にも影響を与えチベット様式を確立。ブータン、北京、などにもその様式の影響が見られる建造物が存在する。
[編集] 登録された建造物
[編集] 登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- (i) 人類の創造的天才の傑作を表現するもの。
- (iv) 人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例。
- (vi) 顕著な普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰、または、芸術的、文学的作品と、直接に、または、明白に関連するもの。
[編集] 関連項目
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