モンスターエンジン
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モンスターエンジンは、吉本興業所属のお笑いコンビ。baseよしもとに出演中。2007年5月結成。2008年1月からガンガンメンバーに昇格。
キャッチフレーズは脳内混成物(ハイブリッド)。
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[編集] メンバー
西森洋一 (にしもり よういち、1979年1月21日 - )立ち位置向かって左。大阪府東大阪市出身。O型。NSC23期生。
- スーパーマラドーナの武智が元ヤンの芸人ばかりを集めた武智軍団に属している。武智軍団としてテレビに出るとき、作り物のリーゼントを被る。
- 実家が鉄を削る工場を営んでおり、フォークリフトやトラックなど、様々な車の運転ができる。その運転技術を活かして、base芸人の引越しの際には必ず車を出して手伝いをしている。
- 実家の職業の影響から「鉄工所あるある」を得意とする。(ネタの始めに「中小企業!」「大量生産!」「ベルトコンベアー!」「ネジ!」などの奇声を発する。)
- 「ものすごくちょっとだけ遅刻してきた人」
- 「日本語が分からない東南アジア人が面接に来た時」
- 「弁当を食べている途中ハエが飛んできたとき」
- 「作業中の中国人が話しかけられた時」 などのネタがある。
- ABCお笑い新人グランプリで審査員でもあり初対面でもある柴田理恵に対して「おばはん」など言ったりとかなり口が悪い。
大林健二 (おおばやし けんじ、1983年4月6日 - )立ち位置向かって右。大阪市城東区出身。A型。
- 昔は悪かったらしく、プールの監視員のバイトをしていた時の写真が麒麟・千鳥の二笑流TVで公開されたが、それに写っていた大林は、坊主にグラサンというかなりイカツい風貌だった。
- 神というキャラを持ち、あらびき団では西森と「暇を持て余した神々の遊び」シリーズを展開。
- 笑福亭仁鶴がギターの弾き語りでMr.Childrenの「しるし」を歌ったら・・・と言うネタがある。(2007年の「オールザッツ漫才」で初披露。後にあらびき団でも披露した。)
[編集] 概要
- にのうらごとして、2007年4月まで荒牧周平(あらまき しゅうへい)と共に3人で活動していたが、荒牧の脱退により現在のコンビを結成。にのうらごとしての最後の仕事であった、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組を終え、その2時間後にはモンスターエンジンとして舞台に立っていた。
- ガンガンライブで解散を発表した際、「次のコンビ名は?」とMCに聞かれ、西森が「荒牧君が抜けてもがんばって勝ち進んでいくという意味で『粗挽きウインナー』(荒引きWINNER)にします」と発言。場を和ませた。
- 2007年12月のオールザッツ漫才において、二人が上半身裸になり行う「暇をもてあました神々」のコントを披露し、優勝した。
- なおオールザッツ漫才が終わり、同じ日にあったbaseよしもとのライブではモンスターエンジン、とろサーモン、中山功太、ダイアン、天竺鼠、鎌鼬、天津、ジャンクションらが出演。大林はライブが始まってからオールザッツ漫才で優勝したときの『神』のキャラクターをちょくちょく出し笑いをとっていた。そしてクジで4チームに分かれて即興コントをするというものでモンスターエンジン大林率いるチームは1回戦を勝ち抜き決勝戦。コントの内容をクジで決め、役柄もクジで決める。そして大林が『神』のキャラクターで役柄のクジを引く際、鎌鼬濱家が「『神』って出てきたらおもしろいっすよね~」と冗談で言い大林がクジを引いてみると本当に神の役柄が出てきて会場をどよめかせた。そしてその勢いのまま大林率いるチームが優勝した。
- 西森がTBS系列で2008年3月22日に放送された「世界一短いギャグ祭!お笑いメリーゴーランド」でギャグの最高得点を叩き出した。特にツカミである「大量生産!」の絶叫が審査員達のツボに嵌まった。
[編集] 受賞歴
2007年4月以前の受賞歴はにのうらごを参照。
- 2007年 第7回M-1グランプリ準決勝進出
- 2007年 第28回今宮戎漫才新人コンクール新人漫才奨励賞
- 2008年 第29回ABCお笑い新人グランプリ新人賞
- 2008年 第38回NHK上方漫才コンテスト優秀賞
- 2008年 第3回BGO上方笑演芸大賞 新人賞