マイ・シャローナ
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マイ・シャローナ | |||||
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ザ・ナック の シングル | |||||
リリース | 1979年6月18日 | ||||
ジャンル | パワー・ポップ ニュー・ウェイヴ |
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時間 | 4:55 | ||||
レーベル | キャピタル・レコード | ||||
チャート最高順位 | |||||
ザ・ナック シングル 年表 | |||||
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マイ・シャローナ (My Sharona) は1979年に発売された、ザ・ナックのデビューシングル。大ヒットし、全米トップチャートで5週連続1位となった。
この曲の有名なリフは、バンドのギタリスト、バートン・アヴェールがナックに加わる前に造った物である。リード・ボーカルのダグ・ファイガーによると、彼は当時17歳のシャローナという少女に出会い一目惚れし、彼女のことを考えるうちにこのリフが浮かんだ。2人はそこから曲を構成し、メロディを造った。曲のきっかけとなった少女、シャローナ・アルペリンはカリフォルニア州ロサンゼルスで不動産仲介人をしている。
この曲の明るくドライブする、Gのオクターブを主体としたベースラインは多くのベース奏者の演奏に登場し、しばしば素晴らしい演奏テクニックの例として挙げられる。
フー・ファイターズのデイヴ・グロールはことある毎に彼のお気に入りの曲として挙げており、初期のバンドニルヴァーナではライブでカバーしている。
2005年には当時のアメリカ合衆国大統領、ジョージ・W・ブッシュのiPodのプレイリストに収められていることで注目を集めた[1]。
クインシー・ジョーンズは、1982年のアルバム『スリラー』に力強さを与えるため、ブラック・バージョンのマイ・シャローナを望んだ[2]。