ホシ伊藤
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ホシ伊藤株式会社は、北海道札幌市中央区南八条西14-3-15に本社を置き、主として医薬品の卸売を行っていた会社である。現在は「株式会社ほくやく」である。道内では「秋山愛生舘」「モロオ」についで3位であった。
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[編集] 沿革
- 1921年7月伊藤経作が北海道中川郡本別町において伊藤薬局を創業
- 1924年12月帯広に「株式会社星製薬」十勝配給所を設立
- 1933年5月「ホシ伊藤(名)」創立
- 1943年6月「株式会社ホシ伊藤商店」に商号変更
- 1948年6月「株式会社ホシ伊藤株式会社」に変更。本社を札幌へ移転
- 1985年3月「東邦薬品」・「九宏薬品」とで「株式会社ティ・エイチ・ケー」を設立
- 1987年6月「JD-NET」加盟
- 1988年6月「JD-NET」稼動
- 1989年2月青森県十和田市の「村木薬品株式会社」と提携
- 1989年 「札幌証券取引所」に上場
- 1994年 「伊藤医薬学術交流財団」設立
- 1994年 「日本商事」と共同出資にて「株式会社メディカルニッセイ」設立
- 1999年当社と武田筆頭取引メーカーの「バレオ」との合併と九宏薬品の武田筆頭取引の「ユニック」の合併により「株式会社ティ・エイチ・ケー」を解散
[編集] 大株主
[編集] 営業所
[編集] 主な取引メーカー
- 藤沢薬品
- 田辺製薬
- エーザイ
- 山之内製薬
- 日本ケミファ
- 塩野義製薬
- 東京田辺
- 第一製薬
- 明治製菓
[編集] バレオとホシ伊藤との合併
合併により年間売り上げ高は、約1,400億円と道内最大手の「モロオ」(札幌市)を大きく上回る。 北海道では、1996年秋に全国2位(当時の売上高)のクラヤ薬品が進出、1998年4月には全国最大手「スズケン」が当時北海道最大手の「秋山愛生舘」を吸収合併するなど再編が加速している。
[編集] 2004年売上高(百万円)
- ほくやく 139,860
- モロオ 96,180
[編集] 備考
- 製薬業界の風雲児の星一の星製薬の北海道十勝地方の販売会社として「伊藤薬局」からの転進を図ったが、発足半年で星製薬のモルヒネ原料の払い下げに絡んで法を犯したとの疑惑が持ち上がり地方販売会社に商品が送られてこなくなった為に1927年6月(名)ホシ薬局を設立。個人経営の卸小売店として出直し、一般医薬品・家庭薬・動物薬・医療機器などを取り扱う
- 社名の「ホシ」は「星製薬」からきている
- 戦後まもなく、北海道地区の医薬品中央販売者に指定されたことから1948年6月「株式会社ホシ伊藤商店」に商号変更し薬品問屋として本格的に発展を始めた。半年後には「札幌出張所」を開設を足ががりに各地に出先機関を設置していく。
- 1961年5月「ホシ伊藤株式会社」に商号変更し、本社を帯広から札幌に移転した
- 1964年、函館の「ホシ函薬株式会社」と合併し経営安定を図る一方、1968年の室蘭営業所に続き｢苫小牧」「岩見沢」「小樽」に営業所を開設。
- 1977年経営の効率化の為にコンピューターを導入
- 1982年3月日本IBMと販売代理店契約を結び、病院関係を対象としたコンピューター機器の販売を開始する
- 1989年札幌証券取引所に株式を上場する
- 帯広市にホシ薬局・帯広店(小売部門)1932年に創業。「ホシ薬局」卸部門を分離独立し薬卸問屋「ホシ伊藤」を設立1971年に別会社として発足。
- 帯広と音更に3店舗を所有する「ホシ薬局」（北海道帯広市西2南9 代表取締役社長 伊藤寛志）は、「ツルハ」（北海道札幌）に譲渡し小売部門廃止。
- 「ホシビル」を運営する「伊藤合名会社」（代表取締役社長 田邊愛子）は存続。
[編集] 関係会社
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