ホイットギフト校

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ホイットギフト校（Whitgift School）は英国ロンドン南東部サリー南クロイドンに所在するパブリックスクール。

[編集] 概要

南クロイドンのハリング公園地区に美しい景観に恵まれた45エーカーに及ぶ広大な敷地を有し、10～18歳の1,200人の男子生徒が在籍している。1596年にカンタベリーの大司教であったＪ・ホイットギフトによって創設され、現在ではオールドパレス校、Ｊ・ホイットギフト三位一体校と共にホイットギフト財団によって運営されている。1931年に移転して来た現在地は、かつてアルマダの海戦に総司令官として参加したハワード・エッフィンガムの邸宅があった場所で、同校の講堂には英国軍艦アーク・ロイヤルのモデルとなった船が保存されている。創立400年の歴史を誇り、近年では新たに総合スポーツセンターをはじめ、創設者を記念する庭園迷路や鳥小屋、赤リス園、湖などが建造された。2005年には国際バカロレア資格の認定校となった。また、英国有数の日本語教育機関としても知られている。クリケットを始めとするスポーツ、また音楽などの課外活動も非常に重視しており、その姿勢は巨額を投じた総合スポーツセンターや最高5,000人収容のクリケット場、2つの図書館、また6つ以上のコンピュータ室を備えた芸術棟などの設備に表されている。同校は多くの動物を飼育していることで知られており、1930年代から始まったクジャクやエリザベス女王から贈られた2匹の白子のワラビー、多種の水鳥など飼育している。飼育している動物数は一学校としては世界記録に匹敵する。近年新たにフラミンゴの群れが加わり、今後も充実させていく予定である。2005年には新たな湖が開設され、その際にはデイビッド・アッテンボローが来校している。