ペアヌード
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ペアヌード（Pair-Nude）は和製英語で2人のヌードモデルを写した写真・映像、およびそのような状態を指す語。羽賀研二・梅宮アンナをモデルにした写真集の広告が「ヘアヌード」という言葉をアレンジして「ペア・ヌード」と表記したことで一般に使われるようになった。様するに「ペアヌード」とは、「ヘア・ヌード」に対義して作られた派生俗語といえる。
そもそもこの「ペアヌード」という言葉が世間に広がる以前より、2人の美少女ヌードモデルを被写体にした写真が1980年代から使われており、ロリコン雑誌『ヘイ！バディ』でパブリシティ写真として「少女・アサミとマユミ」が、同名のビデオソフトとのタイアップで使用された写真を嚆矢とする。80年代前半はロリータアイドル中心であったが、やがて80年代後半以降になると、ハイティーン・ヌードモデルとAV女優によるヌード写真集『ハーモニー ～美咲由佳・船山美奈 写真集～』が掲載される。当時、14歳以上のヌードモデルは陰毛を剃らなければならないため、警察庁・警視庁への呼び出しによるお叱りというのはなかったものの、モデル自身にとっては少し違和感があったといえよう。その後、1990年代になり、羽賀研二・梅宮アンナの写真集の広告が男女2人の裸体を、陰毛を見せる「ヘア・ヌード」という言葉をもじって「ペア・ヌード」と紹介されたことをきっかけにして、広く一般に広まるようになる。
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[編集] 補足
3人以上になると、「トリオ・ヌード」もしくは「集団ヌード」と呼ばれることがある。
[編集] ペアヌード写真一例
- 「少女・アサミとマユミ」（1983年）
- ペアヌードのはしりとなった写真。
- 三和出版「ロリコンHOUSE→ロリくらぶ」にて展開。
- ハイティーン・ヌードモデルとAV女優との共演が話題になる。
- 「アンナ 愛の日記」羽賀研二・梅宮アンナ写真集（1995年、新潮社）
- 以下は力武靖撮影による。
- 「仲良くしてね」小森亜希子・小森祐子（1995年）
- 「樫の木の下で」天本久美・天本留美（1996年）
- 「FRIENDS なかよしこよし」天本久美・新井真美（1994年）
- 「FRIENDSII 楽園ものがたり」島澤智子・倉嶋千春（1995年）
- 「FRIENDSIII おさななじみ」大竹はるか・健太郎（1995年 羽賀・アンナ以来の男女ペアヌード写真集で、モデルは男女中学生）
- 「FRIENDSIV よりみち」西村理香・三浦佳代子（1996年）
※…力武作品は、ビデオ化もされた。
[編集] ペアヌード動画映像一例
[編集] ビデオ
- 「少女・アサミとマユミ」（1983年）
- 前述の「ヘイ！バディ」内のパブリシティ写真が先行して公開。
- 「制服の少女」山添みづき・水沢絵美（1983年）
- 写真集も同時に発売された作品。当時山添は中学生、水沢は小学生。
- 「湯女」（ゆめ、1990年代）
[編集] CM
- ライオン株式会社の入浴剤「シャワシャワ」（現在はない）のTV-CFでも女子と男子の小学生児童2人によるペアヌードの映像が存在している。性器は豚と狸の大型模型で隠していた（このCFの放映期間については不明）CM映像。
- セガトイズの児童用入浴玩具「ふろっち」のTV-CFにも、小学生男女児童によるペアヌード映像（主に浴槽で児童が遊ぶ入浴シーン）が2005年3月～2007年10月まで公開されていたが、児童エロチカ的部分が多いためか、現在は放映されていない。
