パルキア
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パルキア | |
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全般 | |
英語名 | Palkia |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | なし |
進化後 | なし |
世代 | 第4世代 |
ポケモン学 | |
分類 | くうかんポケモン |
タイプ | みず / ドラゴン |
高さ | 4.2 m |
重さ | 336.0 kg |
特性 | プレッシャー |
パルキアは、ポケットモンスターシリーズに登場する492種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
空間を操る能力を持つ。両肩の真珠を思わせる球体が特徴である。紫がかった白色の体には紫色のラインが走っている。背中には翼のような2対の鰭をもつ。
空間を司る神と呼ばれ、神話では空間を拡げ、シンオウを創造したと語られる。ディアルガと対になるポケモンである。
[編集] ゲームでのパルキア
『ポケットモンスター パール』のジャケットに描かれている。その空間を操る力をギンガ団のボス、アカギに狙われる。「テンガンざん」の「やりのはしら」に1匹のみ出現する。『ダイヤモンド』には出現せず、古い書物でその姿が確認できるのみである。
「とくこう」が非常に高く、次いで「こうげき」、「とくぼう」が高い。みずタイプ、ドラゴンタイプが互いの弱点を補い合うため、弱点となるタイプはドラゴンタイプのみである。レベルアップで「あくうせつだん」を覚える唯一のポケモンでもある。
また、パルキアに持たせた場合のみドラゴンタイプ・みずタイプの技の威力が上がるアイテム「しらたま」が存在する。
ポケモンバトルレボリューションのミステリオが繰り出すポケモンの1匹。(ただしプレーヤーのバージョンがダイヤモンド版のときのみ)
『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』では、ギルド卒業後に登場するポケモン。伝説のポケモンの中では唯一、一人称が「俺」である。ニセのクレセリア(ダークライ)に騙され主人公とパートナーを消そうとするが、失敗。本物のクレセリアにより誤解が解け、最後は時空ホールで逃走を図るダークライに攻撃し、野望に終止符を打った。ちなみに前作で最後に覚えられるかしこさ「どこでもいける」は、「あくういどう」としてパルキア限定のものになっている。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』では隠しステージ「テンガンさん やりのはしら」で登場。登場すると凄まじい威力の光線をステージ中に通過させたり、時空に干渉してステージにかかる重力を弱め動きをふんわりさせたり、空間を歪ませ画面を傾かせたり上下左右反転させたりしてプレイヤーたちを混乱させる。
[編集] アニメでのパルキア
『ダイヤモンド&パール』のオープニングに登場する。
[編集] ポケモンカードでのパルキア
水タイプのたねポケモン。初登場はポケモンカードゲームDP拡張パック第1弾「時空の創造 パールコレクション」。 同商品のパッケージにも描かれている。
「あくうせつだん」はダメージと同時に、山札からスタジアムを選んで手札に加え、場のスタジアムをトラッシュする技。「トランスバック」は相手にダメージを与え、任意でコイントスを行い、表なら自分のエネルギーをトラッシュし、相手と相手に付いたカードを全て山札に戻す技。
DP3ブロックではLv.Xとして登場する。拡張パック「ひかる闇」と構築スタンダードデッキでイラストが異なる。互いに相手のベンチポケモンを指定し、選んだポケモンとバトルポケモンを入れ替えさせるポケパワー「リコンストラクション」と、60のダメージを与えると同時に任意で自分のエネルギーをベンチポケモンに付け替えられる技「ハイドロリフレクト」を持つ。
[編集] 映画でのパルキア
2007年公開の『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』に登場。ディアルガとの戦いで傷つき、アラモスタウンへ逃げ込む。街を異空間へ引き込み、追ってきたディアルガと再び戦いを始め、その影響で街は消滅の危機に晒されることとなる。
また、2008年公開予定の『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ』に登場予定。
[編集] その他におけるパルキア
『ポケットモンスター パール』の予約キャンペーン特典として、海洋堂製作によるパルキアのオリジナルフィギュアが付属した。