パラナ (ロシア)
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パラナ (ロシア語:Пала́на;ラテン文字転写の例:Palana)は、ロシア極東のカムチャツカ地方コリャーク管区の行政中心都市である。カムチャツカ半島の付け根付近、オホーツク海に面した半島西部の海岸から8kmほどパラナ川を遡った右岸(北岸)に位置する。人口はソ連崩壊前の1989年の国勢調査で4,343人、2002年の国勢調査で3,928人。
交通の手段には、パラナ旧空港とパラナ新空港があり、ペトロパブロフスク・カムチャツキーや管区内の村への飛行機やヘリコプターによる旅客便・貨物便が飛ぶ。また海岸部の港湾には、ペトロパブロフスク・カムチャツキー、ウラジオストク、マガダンなどから食糧や燃料などの生活物資が輸送される。
パラナは、以前はコリャーク自治管区の州都であり、現在でも管区の社会的・政治的・文化的中心である。
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