ハリー・ポッターシリーズの書物一覧
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ハリー・ポッター書物一覧は、小説『ハリー・ポッター』シリーズおよび派生作品に登場する書籍の一覧です。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 書物一覧
[編集] 雑誌・新聞
- 日刊予言者新聞
- 魔法使いが一般的に購読する新聞。かつてホラス・スラグホーンのお気に入りだったバーナバス・カッフが編集長を務めているが、その内容はほぼ魔法省により検閲されているといっても過言ではない。そのような経緯からこれが真実を報道することはあまりなく、また情報が遅いことが多い。
- ザ・クィブラー
- ルーナ・ラブグッドの父親が編集長を務める。存在さえあやふやな魔法生物についての記事などが多く、シリウス・ブラックが世間に大量殺人者と誤解されている中、彼が実は恋人持ちの歌手でありまた完全な無罪だという可能性が高いと主張するような記事を掲載したりと、現実感を無視した個性的な記事が多い。5巻では、ハリーが魔法省に対抗するため、リータ・スキーターにより行われたヴォルデモートとその一味に関する見解のインタビューを掲載。その号は飛ぶように売れ、またその宣伝効果によりその後も発行部数がぐんと上がった模様。
- 週刊魔女
- 魔法界の週刊誌。主婦層向けの雑誌であり、購読者としてモリー・ウィーズリーがいた。ギルデロイ・ロックハートなどの有名人に関する記事が多い模様。
- 変身現代
- 魔法界の週刊誌。三巻で存在が明らかになった。
- デイリー・メール
- バーノン・ダーズリーがよく読むマグルの新聞。
[編集] 教科書
- 基本呪文集(1~6年)
- 著者はミランダ・ゴズホーク。ホグワーツで習う基本的な呪文が書かれている本。「呪文学」や「妖精の呪文」の授業で使用。
- 魔法史
- 著者はバチルダ・バグショット。魔法界の歴史が綴られている。「魔法史」の授業で使用。
- 変身術入門
- 著者はエメリック・スィッチ。「変身術」で使用。
- 薬草ときのこ1000種
- 著者はフィリダ・スポア。「薬草学」で使用。「薬草ときのこ百種」との違いは不明。
- 魔法薬調合法
- 著者はアージニウス・ジガー。「魔法薬学」で使用。
- 魔法論
- 著者はバチルダ・バグショット。
- 幻の動物とその生息地
- 著者はニュート・スキャマンダー。この本は実際に出版されている。
- 闇の力-護身術入門
- 著者はクエンティン・トリンブル。「闇の魔術に対する防衛術」で使用。
- 泣き妖怪バンジーとのナウな休日
- 著者はギルデロイ・ロックハート。二巻登場。
- グールお化けとのクールな散策
- 著者はギルデロイ・ロックハート。二巻登場。
- 鬼婆とのオツな休暇
- 著者はギルデロイ・ロックハート。二巻登場。
- トロールとのとろい旅
- 著者はギルデロイ・ロックハート。二巻登場。
- バンパイアとのバッチリ船旅
- 著者はギルデロイ・ロックハート。二巻登場。
- 狼男との大いなる山歩き
- 著者はギルデロイ・ロックハート。二巻登場。
- 雪男とゆっくり一年
- 著者はギルデロイ・ロックハート。二巻登場。
- 怪物的な怪物の本
- 著者は不明。三巻登場。緑色の表紙の「魔法生物飼育学」で使用する本。近くの者に噛み付こうと暴れるが背表紙を撫でるとおとなしくなる。
- 未来の霧を晴らす
- 著者はカッサンドラ・バブラツキー。三巻登場。「占い学」で使用する本。初歩的な占い学についてのことが載っている。
- 中級変身術
- 著者は不明。三巻登場。三年生から使用する「変身術」の教科書。
- 上級変身術
- 著者は不明。最初に登場したのは四巻。ハリーが第一の課題をセドリック・ディゴリーと二人で話すため、彼の鞄を「ディフェンド」の呪文で破きその時インクまみれで落ちた。
- 防衛術の理論
- 著者はウィルバート・スリンクハード。五巻登場。「闇の魔術に対する防衛術」で使用する本。第一章は「初心者の基礎」、第二章は「防衛一般理論と派生理論」、第三章は「魔法攻撃に対する非攻撃的対応のすすめ」である。ドローレス・アンブリッジご指名の本。
- 呪文学問題集
- 著者は不明。五巻登場。呪文学OWLのためハーマイオニーが読み直していた。
- 顔のない顔に対面する
- 著者は不明。六巻登場。「闇の魔術に対する防衛術」の授業開始前、用意していた教科書。
- 上級魔法薬
- 著者はリバチウス・ボラージ。六巻登場。この本を買っていなかったハリーは謎のプリンスがメモした古びた教科書を手に入れた。
[編集] ホグワーツ、図書館所蔵書物
- クィディッチ今昔
- 著者はケニルワージー・ウィスプ。一巻登場。ハーマイオニーが初めて飛行訓練の授業を受けるために借りた。この本は現実に出版されている。
- 趣味と実益を兼ねたドラゴンの育て方
- 著者は不明。一巻登場。ハグリッドがノーバートを飼うため借りた大きな本。
- 二十世紀の偉大な魔法使い
- 著者は不明。一巻登場。ニコラス・フラメルについてハリーたちが調査した本。
- 現代の著名な魔法使い
- 著者は不明。一巻登場。ニコラス・フラメルについてハリーたちが調査した本。
- 近代魔法界の主要な発見
- 著者は不明。一巻登場。ニコラス・フラメルについてハリーたちが調査した本。
- 魔法における最近の進歩に関する研究
- 著者は不明。一巻登場。ニコラス・フラメルについてハリーたちが調査した本。
- イギリスとアイルランドの竜の種類
- 著者は不明。一巻登場。ハグリッドがノーバートを飼うため読んでいた本。
- ドラゴンの飼い方-卵から焦熱地獄まで
- 著者は不明。一巻登場。ハグリッドがノーバートを飼うため読んでいた本。
- ホグワーツの歴史
- 著者は不明。二巻、四巻登場。秘密の部屋のことを調査する大勢の生徒が借りたことがある。千ページ以上ある本。
- 最も強力な魔法薬
- 著者は不明。二巻登場。禁書棚にある。ハーマイオニーがポリジュース薬の材料を調査するため、ロックハートの許可をもらい借りた。
- イギリスにおける、マグルの家庭生活と社会的慣習
- 著者は不明。三巻登場。マグル学を受講したハーマイオニーが読んでいた。恐らく「マグルはなぜ電気を必要とするか説明せよ」というレポートの参考資料として使用していたと思われる。
- 改訂ホグワーツの歴史
- 著者は不明。四巻でハーマイオニーが言及。それによれば「ホグワーツの歴史」に比べてより正確。
- 偏見に満ちた、選択的ホグワーツの歴史-イヤな部分を塗りつぶした歴史
- 著者は不明。四巻でハーマイオニーが言及。「ホグワーツの歴史」より正確な本。
- ドラゴンを愛しすぎる男たち
- 著者は不明。四巻登場。第一の課題がドラゴンだと知ったハリー、ハーマイオニーがドラゴンを抑える呪文を探すため調べた本。
- 忘れ去られた古い魔法と呪文
- 著者は不明。四巻登場。第二の課題の前夜、水中でも息が出来る呪文を探していた時、読んでいた本。
- トリック好きのためのおいしいトリック
- 著者は不明。四巻登場。第二の課題の前夜、水中でも息が出来る呪文を探していた時、読んでいた本。
- 奇妙な魔法のジレンマとその解決法
- 著者は不明。四巻登場。第二の課題の前夜、水中でも息が出来る呪文を探していた時、読んでいた本。
- 突飛な魔法戦士のための突飛な魔法
- 著者は不明。四巻登場。第二の課題の前夜、水中でも息が出来る呪文を探していた時、読んでいた本。
- 中世の魔術ガイドブック
- 著者は不明。四巻登場。第二の課題の前夜、水中でも息が出来る呪文を探していた時、読んでいた本。
- 十八世紀の呪文選集
- 著者は不明。四巻登場。第二の課題の前夜、水中でも息が出来る呪文を探していた時、読んでいた本。
- 深い水底の不可解な住人
- 著者は不明。四巻登場。第二の課題の前夜、水中でも息が出来る呪文を探していた時、読んでいた本。
- 気づかず持ってるあなたの力、気づいたいまはどう使う
- 著者は不明。四巻登場。第二の課題の前夜、水中でも息が出来る呪文を探していた時、読んでいた本。
- 杖あるところに道は開ける
- 著者は不明。四巻登場。第二の課題の前夜、水中でも息が出来る呪文を探していた時、読んでいた本。ハリーはこの本を枕に寝てしまった。
- 通常の呪いとその逆呪い概論
- 著者は不明。五巻登場。必要の部屋所蔵。ハーマイオニーを喜ばせた。
- 闇の魔術の裏をかく
- 著者は不明。五巻登場。必要の部屋所蔵。ハーマイオニーを喜ばせた。
- 自己防衛呪文学
- 著者は不明。五巻登場。必要の部屋所蔵。ハーマイオニーを喜ばせた。
- 呪われた人のための呪い
- 著者は不明。五巻登場。必要の部屋所蔵。ハーマイオニーを喜ばせた。
- 世界の肉食動物
- 著者は不明。六巻登場。「薬草学」でハーマイオニーがスナーガラフの種から汁を絞るやり方を見つけるために探していた本。
- 精の探求
- 著者は不明。六巻登場。ハリーが「呪文学」の授業までに読まなければいけない本。
- 最も邪悪なる魔術
- 著者は不明。六巻登場。ハーマイオニーが「ホークラックス」について調査して見つけた本。
[編集] その他
- 呪いのかけ方、解き方(友人をうっとりさせ、最新の復讐方法で敵を困らせよう-ハゲ、クラゲ脚、舌もつれ、その他あの手この手-)
- 著者はヴィンディクタス・ヴェリディアン。一巻登場。入学前、ハリーがダドリーに仕返しをしようと書店で読みふけっていた。
- 近代魔法史
- 著者は不明。一巻登場。ハリーの項目がある本の一つ。
- 黒魔術の栄枯盛衰
- 著者は不明。一巻登場。ハリーの項目がある本の一つ。
- 二十世紀の魔法大事件
- 著者は不明。一巻登場。ハリーの項目がある本の一つ。
- 自家製魔法チーズのつくり方
- 著者は不明。二巻登場。隠れ穴でモリーが使用していた本。
- お菓子をつくる楽しい呪文
- 著者は不明。二巻登場。隠れ穴でモリーが使用していた本。
- 一分間でご馳走を-まさに魔法だ!
- 著者は不明。二巻登場。隠れ穴でモリーが使用していた本。
- ギルデロイ・ロックハートのガイドブック 一般家庭の害虫
- 著者はギルデロイ・ロックハート。二巻登場。魔法使いの家庭の害虫について詳しく書かれた本。
- マッドなマグル、マーチン・ミグズの冒険
- 著者は不明。二巻登場。ロンが読んでいる漫画。
- 権力を手にした監督生たち
- 著者は不明。二巻登場。パーシーが書店で読みふけっていた。
- 私はマジックだ
- 著者はギルデロイ・ロックハート。二巻登場。ワガワガの狼男がロックハートに敗北したことについての詩を書く宿題での最優秀の生徒に贈呈するらしい。
- キャノンズと飛ぼう
- 著者は不明。二巻登場。クリスマスにロンがハリーにあげた本。プロのクィディッチ・チーム、チャドリー・キャノンズについて、おもしろいことがいろいろと書かれている。
- 魔法使いのソネット(十四行詩)
- 著者は不明。二巻でロンがアーサーから存在を聞いた。読むと死ぬまで詩の口調でしゃべることになる。
- 自分でできる箒の手入れガイドブック
- 著者は不明。三巻登場。ハーマイオニーがハリーの誕生日プレゼントに送ってきた本。
- 透明術の透明本
- 著者は不明。三巻でフローリシュ・アンド・ブロッツ書店の店長が言及。店長曰く、「怪物的な怪物の本」を仕入れる以前には、これまで仕入れた中で最悪の本であった。200冊仕入れたが透明なのでどこにあるか分らなかったらしい。
- 予知不能を予知する-ショックから身を護る
- 著者は不明。三巻登場。フローリシュ・アンド・ブロッツ書店の占いコーナーにあった本。
- 球が割れる-ツキが落ちはじめたとき
- 著者は不明。三巻登場。フローリシュ・アンド・ブロッツ書店の占いコーナーにあった本。
- 死の前兆-最悪の事態が来ると知ったとき、あなたはどうするか
- 著者は不明。三巻登場。フローリシュ・アンド・ブロッツ書店の占いコーナーにありハリーが惹かれた本。店長曰く、この本を読むとあらゆる所に見えてきて、とても怖い思いをするらしい。
- 魔法の史跡
- 著者は不明。三巻登場。ハーマイオニーが読んだ本。それによると「ハニーデュークス」の旅籠が小鬼の反乱の本部になったことや、「叫びの屋敷」について記述がある。
- 賢い箒の選び方
- 著者は不明。三巻登場。箒の種類や性能について書かれた本。この本によるとファイアボルトは、この年のクィディッチ世界選手権のイングランドナショナルチームの公式箒になるらしい。
- よくある魔法病と傷害
- 著者は不明。四巻で傷が痛むとハーマイオニーに言ったらこのような本を読むだろうとハリーが考えた。
- ヨーロッパにおける魔法教育の一考察
- 著者は不明。四巻でハーマイオニーが読んだことを告白。ホグワーツやボーバトンといった世界の魔法学校などが載っている本。
- 闇の魔術の興亡
- 著者は不明。四巻でハーマイオニーが読んだことを告白。その後、闇の印を知らないロンにその意味を教えた。
- 地中海の水性魔法植物とその特性
- 著者は不明。ムーディ(バーテミウス・クラウチ・ジュニア)所蔵。四巻でネビルに貸した。
- イギリスとアイルランドのクィディッチチーム
- 著者は不明。四巻登場。ハーマイオニーがクリスマスプレゼントにハリーに送った本。
- 生粋の貴族-魔法界家系図
- 著者は不明。五巻登場。ブラック家の家の掃除で出てきた毛抜きに脚がいくつも生えた銀色の不気味なものがハリーを刺そうとしたとき、シリウスが捕まえてこの分厚い本で叩き潰した。
- 実践的防衛術と闇の魔術に対するその使用法
- 著者は不明。五巻登場。ハリーがクリスマスプレゼントとしてシリウス、ルーピンからもらった全集。呪い、呪文の一つ一つに動くカラーイラストがついている。
- 新数霊術理論
- 著者は不明。五巻登場。ハーマイオニーがクリスマスプレゼントとしてハリーからもらった本。曰く、ずっと読みたかった本。
- あなたはマグル関係の仕事を考えていますね?
- 五巻登場。魔法界の職業を紹介する冊子。ピンクとオレンジの冊子。これによるとマグル学のOWLだけが必要。
- 君はトロールをガードマンとして訓練する能力を持っているか?
- 五巻登場。魔法界の職業を紹介する冊子。ハーマイオニーが読んでいた冊子。
- 魔法事故・惨事部でバーンと行こう
- 五巻登場。魔法界の職業を紹介する冊子。
- 癒者のいろは
- 著者は不明。六巻登場。ハーマイオニーの片目の紫の隈をとるためウィーズリーおばさんが使用した本。
- 上級ルーン文字翻訳法
- 著者は不明。六巻登場。ハーマイオニーが読んでいた本。
- 魔法象形文字と記号文字
[編集] 重要
- トム・リドルの日記
- 作り出したのは後のヴォルデモート卿。分霊箱の一つでもあった。
- プリンスの教科書
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シリーズ | 1.賢者の石 | 2.秘密の部屋 | 3.アズカバンの囚人 | 4.炎のゴブレット | 5.不死鳥の騎士団 | 6.謎のプリンス | 7.死の秘宝 |
映画 | 1.賢者の石 | 2.秘密の部屋 | 3.アズカバンの囚人 | 4.炎のゴブレット | 5.不死鳥の騎士団 | 6.謎のプリンス | 7.死の秘宝 |
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