ナッシング・ライク・ザ・サン
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ナッシング・ライク・ザ・サン | ||
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スティング の アルバム | ||
リリース | 1987年 | |
録音 | モンセラット・エアー・スタジオ 1987年5月19日 - |
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ジャンル | ロック | |
時間 | 54分 45秒 | |
レーベル | A&M | |
プロデュース | スティング、ヒュー・パジャム、ブライアン・ローレン、ニール・ドーフスマン | |
専門評論家によるレビュー | ||
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スティング 年表 | ||
ブリング・オン・ザ・ナイト (1986年) |
ナッシング・ライク・ザ・サン (1987年) |
ナーダ・コモ・エル・ソル (1988年) |
ナッシング・ライク・ザ・サン(Nothing Like the Sun)は、1987年にリリースされたスティングのアルバム。タイトルはシェイクスピアの文節をそのまま引用している。「シスター・ムーン」歌詞の一節にも使われており、スティングはこの言葉に心酔していると答えている。
このアルバムには2つの出来事が強く影を落としている。一つめは、病気がちだった母親が1986年に癌で亡くなった事であり、いくつかの曲に物悲しい調子を与えている。二つめは、「The Conspiracy Of Hope」ツアーで南米を訪問した際に知り得た、内戦や監禁を被り殺害された犠牲者たちの事があげられる。この事実は多くの曲に影響を及ぼし、「フラジャイル」「孤独なダンス」(歌詞中でチリの軍部独裁政権大統領アウグスト・ピノチェトを名指しで非難している)では嘆きを、「ザ・ラザラス・ハート」「ビー・スティル・マイ・ビーイング・ハート」では生命・愛・死を主題としている。
その他の曲では、前アルバムから続くジャズの影響がより顕著な「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」「シスター・ムーン」、ハードなダンスナンバーであり米国ビルボード7位にランクインした「ウイル・ビー・トゥゲザー」などがある。余談だが、スティング本人は「ウイル・ビー・トゥゲザー」について元々ビールのコマーシャル用に作曲した事もあってあまり好きではないと伝わっている。
アルバム総販売枚数は200万枚を越え、スティングのベストセラーアルバムのひとつとなっている。
「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」は3年後の1990年中頃、オランダ人プロデューサーのベン・リーブランドによってリミックスされ、スティング活動中止中の穴を埋める格好になった。前奏部の再構成と強烈なダンスビートにより、この曲はイギリスチャート15位にランクインした。のちにシャインヘッドが替え歌として「ジャマイカン・イン・ニューヨーク」がリリースされた。B面には、やはりリミックスされた「ウイル・ビー・トゥゲザー」が収録されている。
[編集] 収録目
- ザ・ラザラス・ハート - The Lazarus Heart 4:35
- ビー・スティル・マイ・ビーイング・ハート - Be Still My Beating Heart 5:34
- イングリッシュマン・イン・ニューヨーク - Englishman in New York 4:27
- 歴史はくり返す - History Will Teach Us Nothing 5:07
- 孤独なダンス - They Dance Alone(Cueca Solo)[1] 6:48
- フラジャイル - Fragile 3:58
- ウイル・ビー・トゥゲザー - We'll Be Together 4:53
- ストレート・トゥ・マイ・ハート - Straight to My Heart 3:54
- ロック・ステディー - Rock Steady 4:28
- シスター・ムーン - Sister Moon 3:57
- リトル・ウイング - Little Wing (ジミ・ヘンドリックス) 5:03
- シークレット・マリッジ - The Secret Marriage 2:02
[編集] 参加ミュージシャン
- ギル・エヴァンス – オーケストラ指揮
- レネ・ゲイヤー – バックグラウンドボーカル
- Dollette McDonald – バックグラウンドボーカル
- Janice Pendarvis – バックグラウンドボーカル
- ヴェスタ – バックグラウンドボーカル
- Kenwood Dennard – ドラム
- マヌ・カチェ – ドラム
- アンディ・ニューマーク – ドラム
- ギル・エヴァンス・オーケストラ
- Mino Cinelu – パーカッション、ボコーダー
- ルーベン・ブラデス – ボーカル、ギター
- Mark Egan – ベースギター
- Hiram Bullock – ギター
- エリック・クラプトン - ギター
- Fareed Haque – ギター
- マーク・ノップラー – ギター
- アンディ・サマーズ – ギター
- ケニー・カークランド - キーボード
- Ken Helman – ピアノ
- ブランフォード・マルサリス - サクソフォーン
- ^ スペイン語タイトル"Cueca Solo"のもとになっている舞曲クエッカは、本来男女ペアで踊る形式のものであり、「ソロ」には、相方(肉親、友人、恋人等)が理不尽な理由で奪われていると言う意味が込められている。
この「ナッシング・ライク・ザ・サン」は、アルバムに関連した書きかけ項目です。加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(P:音楽/PJアルバム) |