トヨタ・パッソ
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パッソ(PASSO)はトヨタの小型ハッチバック型自動車。 ダイハツとの共同開発された自動車で企画は主にトヨタが、開発と生産はおもにダイハツが行う。
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[編集] 概要
デュエットの後継車でトヨタが販売する最小の自動車だが、初代ヴィッツより短い全長ながら室内が広くなっている。ただし、翌年に発売された2代目ヴィッツが5ナンバーサイズぎりぎりの全幅1,695mmに拡大されたため、車幅がそれより3cm狭いパッソがトヨタ車のエントリーモデルとしての地位をヴィッツから受け継いだ形となっている。 なお、ダイハツからはブーンとして発売されている。
[編集] メカニズム
エンジンは新開発のダイハツ製1KR-FE型3気筒DOHC12バルブ1000cc自然吸気エンジンまたはダイハツ製K3-VE型4気筒DOHC16バルブ1300cc自然吸気エンジン (2WD) になる。 トランスミッションは全てコラムシフト4速ATになる。(カスタマイズカーのTRD Sports Mは、フロアシフト4速ATと5速MTになる。)
[編集] 歴史
[編集] 初代(2004年-)
- 2004年6月7日 初代パッソ発売。通称「プチトヨタ」。型式は1000cc FFがKGC10、1000cc4WDがKGC15、1300ccがQNC10.
- 2004年12月13日 内外装をスポーティな物にした新グレード、Racy (1300cc) を追加
- 2005年4月27日 Xをベースに内装を黒基調にし、ディスチャージヘッドランプを装備した特別仕様車、X“HID Limited”を追加
- 2006年6月5日 特別仕様車X“Advanced Edition”を発売
- 2006年12月25日 マイナーチェンジ。これに伴いRacyに1000ccモデルを追加。また1000ccモデルに関してはエンジンマウントの材質の見直しが図られた。
[編集] グレード・特徴
- Racy
- 14インチアルミホイール・専用エアロ・専用タコメーター・ルーフアンテナなどの専用装備がされたスポーツグレード。
- G
- アシストグリップ3個・シートリフターが標準装備され、G-BOOKナビがメーカーオプションで選べるグレード。
- G "F Package"
- Gの装備の加えて、キーフリーシステム・シート防汚加工・エンジンイモビライザー・プラズマクラスターなどが装備されるグレード。
- X
- Gの専用装備が装備されないベースグレード。
- X "F Package"
- Xの装備に加えて、キーフリーシステム・シート防汚加工・エンジンイモビライザー・プラズマクラスターなどが装備されるグレード。
- X "V Package"
- Xのベースグレードから装備を省いた廉価グレード。ボディーカラーは3色のみの設定。
[編集] 取り扱いディーラー
[編集] 車名の由来
passoはイタリア語でステップの意味。
[編集] CM
[編集] 初代
[編集] キャッチコピー
- 「トヨタ最小プチトヨタ」