チェンバレン
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チェンバレン(Chamberlain)
- 収入役あるいは出納係を意味する英単語。元は宮廷の侍従を意味し、「Lord Chamberlain」は侍従長のこと。また、イタリア語の「Camerlengo(カメルレンゴ)」(ローマ教皇の秘書長であり、教皇の死去に立ち会い、その死後教皇代理となる役職)にあたる英単語。
- チェンバレンは、英語圏の姓の一つ。
- サー・ネヴィル・ボウルズ・チェンバレン(Sir Neville Bowles Chamberlain、1820年 - 1902年)
- イギリスの軍人。
- ジョバ・チェンバレン(Joba Chamberlain、1985年 - )
- メジャーリーグの投手。ニューヨーク・ヤンキース所属。
- ジョシュア・チェンバレン(Joshua Lawrence Chamberlain、1828年 - 1914年)
- アメリカの軍人、政治家。南北戦争に従軍してゲティスバーグの戦いにも参加し、戦後4期にわたってメーン州の知事を務めた。
- ジョゼフ・チェンバレン(Joseph Chamberlain、1836年 - 1914年)
- イギリスの政治家。ネヴィル・チェンバレンの父。自由党のウィリアム・グラッドストン内閣で商務相を務めた。のち、保守党に転向した。
- バジル・ホール・チェンバレン(Basil Hall Chamberlain、1850年 - 1935年)
- イギリスの日本研究家。『朝鮮・琉球航海記』の著者であるイギリス軍人バジル・ホールの孫。『日本口語文典』や『英訳古事記』など日本関係の著作が多く、アイヌや琉球の研究でも知られる。
- ヒューストン・チェンバレン(Houston Stewart Chamberlain、1855年 - 1927年)
- イギリス出身のドイツの政治評論家、脚本家。リヒャルト・ワーグナーの娘婿。著書『19世紀の基礎』でアーリア人至上主義を主張し、アドルフ・ヒトラーに「第三帝国の予言者」と呼ばれた。
- サー・オースティン・チェンバレン(Sir Austen Chamberlain、1863年 - 1937年)
- イギリスの政治家。ネヴィル・チェンバレンの異母兄。蔵相(在職1903年 - 1905年および1919年 - 1921年)、保守党党首(在職1921年 - 1922年)、外相(在職1924年 - 1929年)などを務めた。1925年にチャールズ・G・ドーズとともにノーベル平和賞を受賞した。
- ネヴィル・チェンバレン (Arthur Neville Chamberlain、1869年 - 1940年)
- イギリスの政治家。保健相(在職1923年、1924年 - 1929年、1931年)、蔵相(在職1923年 - 1924年)、首相および保守党党首(在任1937年 - 1940年)、枢密院議長(在職1940年)などを務めた。
- オーウェン・チェンバレン(Owen Chamberlain、1920年 - 2006年)
- リチャード・チェンバレン(George Richard Chamberlain、1934年 - )
- アメリカの俳優。
- ウィルト・チェンバレン(Wilton Norman Chamberlain、1936年 - 1999年)
- アメリカのバスケットボール選手。シーズン平均得点(50.4)、シーズン最多得点(4,029)、1試合最多得点(100)など多くのNBA記録を打ちたてた殿堂入り選手。ロサンゼルス・レイカーズの永久欠番「13」を持つ。
- サー・ネヴィル・ボウルズ・チェンバレン(Sir Neville Bowles Chamberlain、1820年 - 1902年)
- チェンバレンは、地名。