チア・ドラゴンズ
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チアドラゴンズは、プロ野球・中日ドラゴンズのオフィシャル・チアリーダーチームの名称。球団の本拠地がナゴヤ球場からナゴヤドームに移転した1997年に結成した。セントラル・リーグでは、チームヴィーナス(読売ジャイアンツ。1994年ファイヤーガールズとして結成)の次に古い。
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[編集] 概要
- メンバーは全員が芸能事務所に所属していない一般女性である(チームヴィーナスとの相違点)。
- 主な仕事は、ナゴヤドームでの主催試合でのチアリーディングであり、ダンスパフォーマンスは試合開始直前、5回裏終了後、7回裏のドラゴンズ攻撃前の「燃えよドラゴンズ!」合唱時の3回行われる(ドラゴンズが勝った場合は、試合終了後の「燃えドラ」合唱時にも行う)。
- また、名古屋市内で行われる様々なイベントにも出演してチアリーディングをすることもある。
- ダンスの振付は1997年と1998年はエアロビ世界チャンピオン(当時)伊藤由里子、1999年、2000年はラッキィ池田が担当。2001年からは、市川ミサオが担当。
- ここ数年は ベンチツアーの案内。 ラッキーセブンダンスタイム指導など、ダンスだけでなくファンサービスも仕事となる。
- メンバーは14名 毎試合9人でダンスパフォーマンスを行う。(特別な試合だと全員で踊ることもある)
- 2007年シーズンから、OGをメンバーにしたチアドラゴンズブルーマックスが誕生。メンバーは01~03年在籍の池田智香子。02~03年在籍の森美紀。04年在籍の金子仁美。05年在籍の小島陽子。05~06年可児千裕 (愛称:カニちゃん)の5名。チアドラゴンズと一緒にさらにレベルの高いパフォーマンスを目指す。
- 2007年はブルーマックスの誕生で、伊藤優、山田紗緒里(2年継続)、伊巻沙由梨、笠原三佳、榧下美里、岸上幸代、黒柳景子、幸田理那、西尾由美恵、林沙織(以前に同姓同名のメンバーがいたが、全くの別人)、水谷文香、村野菜櫻 の12名。
- 中日新聞社傘下のカルチャー講座施設「中日文化センター」には女子児童を対象にした「チアドラ講座」があり、チアドラOGが講師を務めている。年数回、ナゴヤドームで講習生がチアドラたちと共に登場してダンスを披露するが参加人数の多さからその光景は圧倒的ですらある。
- 2008年は、渡辺紘子、清水愛加、伊巻沙由梨(リーダー・07年~)、村野菜櫻(MC担当・07年~)、坂崎恭子、横井伶奈、加納江梨、太田みなみ、宮田亜沙美、堀真梨子、西尾由美恵(07年~)、野田紅葉、村瀬奈々子の13名と、ブルーマックスとして伊藤優(07年リーダー)、小島陽子(継続)、小塚貞江(05・06年)、塩見佳奈(05年)の4名、計17名。
[編集] テーマソング
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- すべて Marvin Lenoarマービン・レノアー氏による作品。
- 2007年 Come On Y'all, Road To Victory
- 2008年 Win It All Again
[編集] 特記事項
- 7回裏終了後のマスコット・ドアラの連続バク転の際、成功すると「かごめかごめ」のようなダンスでドアラを祝福するが、失敗すると逆に袋叩きのパフォーマンスをする。
- ドアラが失敗した際は、彼女の苗字と「エビちゃん」に引っ掛けて「カニちゃん」こと可児千裕がフォローともいうべき連続バク転を行い、ナゴヤドームの大観衆を盛り上げる。
- M☆Splash!! (千葉ロッテマリーンズのチアリーディング・チーム)とは、交流戦や女優魂(中京テレビ)でも共演したことがある。これ以降、交流戦でロッテ球団と中日球団がチアドラとM☆Splash!!、マスコットの交流がある。
- 女優魂で放送局(中京テレビ)がチアを持つ各球団にオファーしたところ、ドラゴンズとマリーンズだけが前向きな回答をしたが、その他の球団は断ったという経緯がある。
- 若槻千夏がフジテレビ「すぽると!」のキャスター時代に「一日チアドラ」を体験したことがあり、番組内でも「これからは中日ファンになります」と公言していた。しかし今現在、若槻が中日を応援するコメントはほとんど聞かれていないため、あくまでその場のリップサービスだった可能性がある。