ダニエル・アーランドソン
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ダニエル・アーランドソン(Daniel (John) Erlandsson,1976年5月22日 - )はスウェーデン出身のヘヴィ・メタル・ドラマー。 現在はアーク・エネミーで活動している。
[編集] 略歴
兄の影響でドラムを始める。兄のエイドリアンはアット・ザ・ゲイツやザ・ホーンテッド、クレイドル・オブ・フィルスで活動していた名手である。 1994年、地元イェーテボリのバンド、ユーカリストでデビューするが、その後バンドは各メンバーが様々なバンドに参加するようになり解散状態に陥る。 ダニエルは1995年にイン・フレイムスのミニ・アルバム「Subterranean」の2曲に参加し、翌年にはアーク・エネミーのデビューアルバム「Black Earth」に参加する。 その後ユーカリストの再結成のため一旦バンドを離れるが、2ndアルバムのレコーディング中にドラマーのピーター・ウィルドアーが脱退し、ダニエルが復帰した。
[編集] 音楽的特徴
ブラストビートなど速くて正確なドラミングを得意とし、頻繁にテンポチェンジする曲でも演奏が乱れることはない。ドラマーとしての腕前は非常に高く評価されている。
また、ドラムの他にギターも演奏することが出来、作曲面でもバンドに貢献している、マルチプレイヤーである。 マイケル・アモット曰く「なかなかの腕前で、普段ギタリストが考え付かないフレーズを弾く」とのこと。