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セリーヌ・ディオン - Wikipedia

セリーヌ・ディオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

セリーヌ・ディオン
基本情報
出生名 セリーヌ・マリー・クローデット・ディオン
出生日 1968年3月30日(40歳)
出身地 カナダ ケベック州
ジャンル ポップス
職業 シンガーソングライター
担当楽器 ボーカル作曲家
活動期間 1990年~現在
レーベル ソニー・ミュージックエンタテインメント
公式サイト 公式サイト
  

セリーヌ・ディオンCéline Dion、本名 Céline Marie Claudette Dion、1968年3月30日 - )は、カナダ出身のミュージシャンであり、女優でもある。1990年代英語圏の音楽舞台にデビューする以前、1980年代前半にフランス語圏の歌手として活動を開始した。

カナダのケベック州モントリオール郊外のシャルルマーニュの大家族に14人兄弟の末っ子として生まれる。幼少より類まれな才能を発揮し、12歳で現在の夫であり、音楽マネージャーのレネ・アンジェリルと出会う。アンジェリルは彼女の才能と歌声に惚れ込み、自宅を担保としてデビューアルバムの発売資金を調達する。音楽はポップスロックソウルの他に、ゴスペルクラシックなど幅広いジャンルに影響されていて、ファン評論家には彼女自身の声、歌詞の持つ本来の意味を歌い上げる能力などが高く評価されている。 1990年代には、『Because You Loved Me』、『It's All Coming Back To Me Now』や、1997年公開の映画『タイタニック』の主題歌になった『My Heart Will Go On』の世界的大ヒットなどで、セリーヌ・ディオンは英語圏、フランス語圏におけるポピュラーミュージック界の大御所となった。 1999年から個人的な理由(出産、夫の看病など)により一時活動を休止するが、2002年にはアルバム『A New Day Has Come』で復帰。2003年から2007年12月15日には、ラスベガスシーザーズ・パレス・ホテルにてA New Day... Live in Las Vegasという定期公演を行った。2008年2月14日から10年ぶりとなるワールドツアー『Taking Chances』が行われる予定。

目次

[編集] 来歴

1981年に発売されたフランス語のファーストアルバムにより、瞬く間にケベックにおけるスターの地位を獲得する。ちなみにファーストアルバム発売ののち数多くのツアーの誘いがあったにもかかわらず、「この才能をつぶすわけにはいかない」という理由でアンジェリルは全てのオファーを断り、破産宣告を受けている。

1982年「第13回ヤマハ世界歌謡音楽祭」出場のために初来日し金賞に輝いた。1984年にはパリのオランピア劇場に最年少で出演、1988年ユーロビジョン・ソング・コンテストでスイス勢として32年ぶりの優勝するなど、数多くの国際コンテストを総なめにした。

1991年に初の英語アルバム『Unison』を発売し、世界的スターへの道を歩み始める。アトランタオリンピックの開会式で『The Power Of The Dream』を歌い、『美女と野獣』『タイタニック』など数多くの映画にサウンドトラックを提供し、地位を不動のものとした。

1994年、初の来日公演。

日本ではフジテレビのドラマ『恋人よ』の主題歌に使われた『To love you more』が130万枚以上を売り上げる大ヒットとなった。この曲にはクライズラー&カンパニーも参加していた(この縁で1996年からのワールドツアーに葉加瀬太郎が参加)。

1995年に発売されたフランス語アルバム『D'eux(フレンチアルバム)』がフランス国内で400万枚を超える売上となり、歴代最高売上記録となる。この功績により翌年1996年にフランス政府より芸術文化勲章を授与される。

1997年、2度目の来日公演、全国6都市10公演のアリーナツアー。

1998年、ケベック国家勲章(National Order of Quebec)、カナダ勲章(Order of Canada)を受勲。

1999年、3度目の来日公演、全国3都市5公演のドームツアー。ベストアルバム『ALL THE WAY... A Decade Of Song』発売と同時に活動休止を発表。

2003年ラスベガスシーザーズ・パレス・コロセウムで長期公演A New Dayスタート。

2005年1月6日、セリーヌ・ディオンは、スターの名前を刻んだハリウッド名声の歩道(The Hollywood Walk of Fame)に2244人目の仲間入りをした。 この時の全世界でのセールスは1億5千万枚。

2007年11月7日、アルバム『Taking Chances』を日本先行でリリース。2008年には9年ぶりとなる4度目の来日公演(東京・大阪で全4公演のドームツアー)が決定している。

[編集] ディスコグラフィー(抜粋)

詳細はセリーヌ・ディオンのアルバム一覧セリーヌ・ディオンのシングル一覧参照

[編集] 英語スタジオアルバム

[編集] フランス語スタジオアルバム

[編集] シングル

詳細はセリーヌ・ディオンのシングル一覧を参照

シングル 最高位
1990 "哀しみのハートビート" 6 4 72
1992 "イフ・ユー・アスクト・ミー・トゥー" 3 4 57
"ビューティー・アンド・ザ・ビースト〜美女と野獣〜" (ピーボ・ブライソンとのデュエット) 2 9 9
1993 "パワー・オブ・ラヴ" 1 1 4
"ジギィ"
1994 "シンク・トワイス" 14 95 1
1995 "トゥ・ラヴ・ユー・モア" with クライズラー&カンパニー 1
1995 "愛をふたたび" 7
"私は知らない"
1996 "ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー" 1 1 5
"イッツ・オール・カミング・バック・トゥ・ミー・ナウ" 2 2 3
1997 "オール・バイ・マイセルフ" 4 6
"愛を伝えて〜Tell Him〜" (バーブラ・ストライサンドとのデュエット) 12 3
1998 "リーズン" 11
"マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン" 14 1 1 34
"イモータリティ"(ビージーズとのデュエット) 5
"アイム・ユア・エンジェル" (R・ケリーとのデュエット) 37 1 3
"愛するだけでよかったら"
2000 "アイ・ウォント・ユー・トゥ・ニード・ミー" 1
2001 "風に吹かれるままに" (ガルーとのデュエット)
2002 "ア・ニュー・デイ・ハズ・カム" 2 22 7
2003 "アイ・ドローヴ・オール・ナイト" 1 45 27
"トゥー・ロール・デ・ゾム" 2
2005 "あなたを忘れない"
2007 "Et s'il n'en restait qu'une (je serais celle-là)"
"テイキング・チャンシズ"

[編集] ツアー

ツアー名 音源
1983年–1984年 Les chemins de ma maison tournée 無し
1985年 C'est pour toi tournée ビニールレコード Céline Dion en concert
1988年 Incognito tournée 無し
1990年–1991年 Unison Tour VHS Unison
1992年–1993年 Celine Dion Tour 無し
1994年–1995年 The Colour of My Love Tour DVD、VHS The Colour of My Love Concert; CD À l'Olympia
1995年 D'eux Tour DVD、VHS Live à Paris; CD Live à Paris
1996年–1997年 Falling into You Tour VHS Live in Memphis
1998年–1999年 Let's Talk About Love Tour DVD、VHS Au cœur du stade; CD Au cœur du stade
2003年–2007年 A New Day... DVD Live in Las Vegas - A New Day...; CD A New Day... Live in Las Vegas
2008年–2009年 Taking Chances Tour 無し

[編集] 日本公演

  • 1994年 The Colour Of My Love Tour
12月5日,6日 中野サンプラザ、8日 尼崎アルカイックホール、9日 名古屋クラブクアトロ、10日 渋谷公会堂
2月2日 横浜アリーナ、3日 日本武道館、6日,7日 大阪城ホール、10日 広島グリーンアリーナ、11日 マリンメッセ福岡、14日,15日,16日 日本武道館、19日 名古屋レインボーホール
  • 1999年 Let's Talk About Love Tour
1月28日,29日 大阪ドーム、31日,2月1日 東京ドーム、3日 ナゴヤドーム
  • 2008年 Taking Chances World Tour 2008
3月8日,9日 東京ドーム、11日,12日 京セラドーム大阪

[編集] 外部リンク


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